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恋文 は、

マニキュアで窓ガラスに描いた花吹雪を残し、

夜明けに下駄音を響かせアイツは

部屋を出ていった。結婚10年目にして夫に

家出された歳上でしっかり者の妻の戸惑い。

しかしそれを機会に、彼女には初めて心を

許せる女友達が出来たが…。

表題作をはじめ、都会に暮す男女の人生の

機微を様々な風景のなかに描く

『紅き唇』『十三年目の子守歌』

『ピエロ』『私の叔父さん』の5編。直木賞受賞。

著者紹介

連城 三紀彦(れんじょう みきひこ、本名加藤 甚吾、1948年 - )は、日本の小説家。愛知県名古屋市出身。愛知県立旭丘高等学校、早稲田大学政経学部卒業。 デビューはミステリーだったが、後に恋愛小説、ホラー小説も手がける。直木賞を受賞した『恋文』も恋愛小説で、2人の女性の複雑な心理を巧みに描写した作品である。 [編集] 略歴 1978年 - 『変調二人羽織』で第3回幻影城新人賞受賞 1981年 - 『戻り川心中』で第34回日本推理作家協会賞(短編)受賞 1984年 - 『宵待草夜情』で第5回吉川英治文学新人賞受賞 1984年 - 『恋文』で第91回直木賞受賞 1985年 - 一年間の休筆。 1996年 - 『隠れ菊』で第9回柴田錬三郎賞受賞

恋文

直木賞を取った表題作も

良かったけれど、私が心に残ったのは

「ピエロ」でした。

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