アートの祀り -7ページ目

アートの祀り

皆様に全く無駄な知識と日常をお伝えする完全なる趣味の世界


僕が転院して入った4人部屋は
緊急時とかの仮部屋
一週間もすると本格的に居座る部屋に移される
なので
入れ替わりがちょくちょくあって
仲良くなった頃その時期が訪れる(笑)

重傷者である向かいのMさんも旅立ってしまい次の新入りさんがくる
とりあえず二週間目にして
僕以外のメンバーが入れ替わった(笑)

その中でも異彩を放つ
患者が来た!

この人は色々あって詮索されないだろうから許可なしに本名でいく(笑)

僕は二週間目にして部屋の主になっているにもかかわらず
自分が移動するまもなく他の人が入ってくるので何故か部屋の中で一番狭い場所なのが納得いかない

そんな時早朝から隣のじいちゃんが
大量のプチトマトとこれまた大量のコーヒーを僕に預けて退院した

隣が朝から片付けにバタバタしてて
ようやく窓側に移れると思って聞いたら
そうではなかった
僕のこと無下にしてません?(笑)

朝食が終わってベッドでぼーっとしてたら看護婦さんがきた
毎朝の検温
今日は早いなーと思っていると
僕の検温はついでであった(笑)

後ろから新人さんが
車椅子に乗って入ってくる
手慣れた感じの扱いで
目の前をさっと横切り
一瞬だったが僕は目を剥いた!

差別ではないんだけど
話ができないが故の
もっとも苦手な人種の人間

そう  外国人!!!

まさかの同室で隣とは!!
異常な緊張感に襲われつつ
看護婦さんとのやりとりを聞く

看:それじゃ書類に記入してくださいね

患:ワカリマシタ

おお!日本語できるのか!
ひょっとするとお話しできるかも知れん
文化が違うからな
失礼のないようにしなくては!!

患:日本語アマリヨメナイ
       何処ニ何書イタライイ?

日本語出来ねぇwwworz

看:ここに住所を…
患:何処ノ住所?
      ドイツ?  日本?  彼女?
看:えー 住んでるところかなぁ
患:一人暮ラシデ誰モイナイ
看:んー   連絡取れるとことがいいです
患:彼女連絡デキル  ドイツ連絡デキル
看:親御さんの方がいいですね
患:親御サン?  何??
看:あー  
       お父さんとかお母さんですねー
患:OK!  日本語デ書ク?
看:日本語でお願いします
患:日本語デ書ケナイ
       漢字チョットワカル
       カタカナ書ケナイ
       ドイツ語ハワカル
看:えー どうしようwww
       彼女さんは
       今回の入院のこと
       よく知ってるのかな?
患:知ッテル!  伝エテル!
看:じゃあとりあえず
       彼女さんの住所で書いてもらって
       連絡先にしときましょう
患:トリアエズ???
看:えーと 一旦て言う意味かな
患:イッタン???
看:えー  えー  えー
       一旦て他にどう言うんだっけ?
       …いいから書いていいです
患:OK!
       長浜書ケナイ
看:わからなかったら
       ひらがなでいいですorz

やべー  
住所書くまでで5分以上かかってる(笑)
やり取りで笑いが止まらん!
隣でこらえるのが大変や!

こんな感じで10分くらいでかける書類を1時間くらいかけて書いてた(笑)
笑いが止まらない!!!

名前欄で

看:えーと名前は?
患:KANDHO!
看:え?   え??
患:KANDHO!!
看:えーと  カン…
患:KANDHO!!!
看:カンドゥ?
       下の名前は?
患:HOLGER!
看:ホル…ホル…ホル…
       アルファベットでいいですorz

もー  テレビで見るコントのようだ
腹がいてwww(笑)
実際は無茶苦茶やり取りがあったんだけど書ききらんやった(笑)

看護婦さん大変!
で結果こうなったwww(笑)
{29ABB14B-EB15-44E3-B779-3FA8B21AF65F}

↑書類上全てこうなっちゃったんで
後々なかなかの
大変度合いを見せることとなる(笑)

食事の際名前を呼びながら確認して
持ってきてくれるんだが
みんな一同

えー  えーと  えーと

て読めずに本人に確認とっても
訛りがすごいので
結局理解できずに去って行く(笑)
そのやり取りを
1日3回目聞くだけで面白い!

つづく……


いろいろあって病室で僕は
黙々と本を読んでいる
ひたすら読んでいる
転院してきて約一週間
周囲とあまり会話もせず
ただただ本を読んでいる

そんな夕食前に事件が起こった
僕が嫌って止まないNさん!
いつもの様に
でかい声でTELをかけてる
しかも病室で!!!

しばらく観察していて
この人は根っからの
女ったらしだ!
看護婦さんにはいい顔して
一方的に話しまくる!
自慢話を!!
看護婦さんもすでに生態を
知っているので
はたから見ても凄い勢いで
聞き流してる(笑)

いつもTEL聞いててあらかた
相手がわかるようになってきた(笑)
会社の林君と呼んでる人だ
いつもの如く半ギレで怒鳴ってる

いつも思う
林君は若くて使えない子
てNさんはTEL切った後
独り言でいってるけど
毎日イライラ怒ってるから
脳梗塞とかなるんやなかろうか?

この人のことは
説明するのもめんどくて
嫌なんやけど
ざっくり言うと
自分の会社が嫁と従業員に
乗っ取られそうらしく
しかも離婚危機に迫っているらしい

この内容だけでもなんか
昼ドラみたいで面白いんだが
細かく知ると脚本でもあんのか?
と言うくらいドラマティックなのだ

今日は嫁にも掛け直して怒ってる
内容は会社のことのようだ
いよいよ乗っ取られ危機らしい
面倒いから聞かないふりしようとしたら
嫁の名前が偶然にも被っているので
名前を呼ぶたびいちいち耳に入って来る(笑)

嫌いなのになんで
細かく知っているかと言うと
本人が暇なとき
僕が本を読んでる最中
勝手に話しかけてきて喋って来るからだ

読んでるっつーの!!
話してる君の目には
本を読んでいる僕が写ってはいないのか?

で  TELでとにかく揉めてる
食事に手もつけず
もう2〜3時間喧嘩してる
そして8時ごろTELをしながら廊下へ

流石に気が咎めて出て行ったか
おせーよ(笑)
もっとはよ気がつけ!

今日はなぜか
看護婦さんの出入りが多い
何かあったのか?
病室を覗いてはさっと行ってしまう

11時の消灯で看護婦さんが聞いて来る

Nさん見ませんでした⁈

そう
NさんはTELかけながら
そのまま病院を脱獄!

噂では聞いてたが
こんな身近にそんな人がいようとは!(笑)

僕らの部屋は全員
看護婦三人に囲まれ
一人ずつ事情聴取を受ける

みんな言うことは統一してる
TELで喧嘩しながら
出て行ってるからね(笑)
その後は分かんない(笑)
笑い事ではないが
日常と違う雰囲気に
変なワクワク感があってみんなで
どこ行ったんかなー
とか会話が弾んだ(笑)

その日は僕が来てから
初めて静かで暗い病室を経験した夜だった!!(笑)

翌朝朝食の時間もいなかった
昨日の夜から連絡を受けてた家族や会社の人たちがPCとか荷物を撤収して行った

と言うことは退院した
てことだ
黙って家に帰ってたんか(笑)
どっちにしても安眠できる
病室が明るくなって
会話のある病室になったwww(笑)

翌日
大量のPCとともに本人戻ってくる

…………

え?
なになに⁈
なんで?????

後から聞いたら腹たって
ホテルで泊まったらしい

いや  大の大人が
そんな迷惑なんかしたらあかん(笑)
呆れて物も言えんわ(笑)

みんなそんな気持ちだったので
戻った瞬間霊安室かってくらい
静かになってしまった…

さらに二日後
本当に退院して行った!(笑)
気持ち悪いくらい丁寧な挨拶と
電話番号とメールアドレスと
LINE IDと多分住むことになる
住所を置いていった
てかその時病室にいなかったので
置き手紙で置いてた
てか
↑全く連絡せんし
仲良くなかったし
いらんし!!

ちょくちょく
本人にクレーム入れてたんやけど
内容からすると
本人は嫌われていたことに
全く気付いていないようだった
なかなかの鉄の心臓である

世の中は広い!
いろんな人がいる!
何事も経験でもある!
とりあえず
いい経験としてしまっとこう!(笑)
好きにはなれんけど(笑)

そして  彼の出た日から
病室に会話が戻った(笑)

僕の4人部屋の病室には
お向かいのMくんの隣には
Nさんがカーテン一枚隔てている

聞くところによると
NさんとMくんは
同時期にここに入院して来たらしい
Mくんの方が一週間くらい
早かったようだ

本来その病室に長くいればいるほど
主となって行くようなので
みんな主は窓側へ行くのだが
Mくんは重傷者の為
何かあった時のために
すぐ駆けつけて対処できるよう
入り口付近だ
だがしかしナースセンターからは
最も遠い部屋という矛盾した環境だ!
そんなこんなで本来
Mくんの温床だったはずの場所の
一番広い窓際をNさんは陣取っている

Nさんは脳梗塞で
大体65〜70歳くらいの人
言語と手の細かい作業の
リハビリがメインの入院だ
僕が入院の日
彼はカーテンの向こう側で
カタカタPCを打ちまくっていた
挨拶に覗くと20インチくらいの
PC画面が4台くらいあって
全部PCにつなげて
仕事してる最中だったようだ
よろしく的な挨拶だけで
さして会話はなかったが
このNさん僕はめっぽう苦手な人だ!
何が苦手なのかというと
驚異的に論理的で
自分のテリトリーの話になると
ものすごい勢いで論じて来る!
そして自分の知識の園を
広げて押し付けて来る!!
とてつもなく頑固で
ナルちゃん(ナルシスト)が入ってる

とにかく苦手だ!!
賢いのも羨ましいし
知識が備わっているのは素晴らしい!
しかし自慢して押し付けて
いただきたくはないのだ!
なので身近なとこにいたも関わらず
写真にも残ってない
まぁ そもそも
入院患者撮ってどうするのかと
言われればそれまでなんだが
いかんせん暇なもんで(笑)

同じ理由でMくんも
たいそう嫌いだったようで
彼が来てから毎晩
ささやかなバトルがあったようだ

そのバトルは初日からあったようで
いきなり大量のPCとともに現れ
何人もの人がセッティングに来て
現状になるのに
2〜3日かかったらしい
初日の夜から彼は
カタカタとずっといじってたらしい
しかもとーぜん消灯があるのだが
病室が本当の端っこの
僻地に位置する場所だった
こともあって監視が緩い
ので
とーぜん照明も消灯後
ベッドサイドの照明が
上から付いていて
カーテンが真っ白に光ってる状態で
朝の4時くらいまで起きてる始末
Mくんは我慢したが
明るさとカタカタ音が
気になってねれない

うわーまじかー
クソ眩しくて寝られねぇ
うるせぇw寝れねぇwww
何やってんだよーー

と彼に向けて聞こえるように
苦情を呈したが
耳が悪いのか全く無反応
ずっと繰り返したのだが
聞く耳持たず
日々本人に伝えるも
ほぼ変わらない状態でムダ
Mくんは3日ほどして諦めたらしー
でもMくんは負けたくないので
部屋を変わることだけは避けた!
↑何そのこだわり!(笑)

とにかくめんどい人だ(笑)
僕が入った頃には
途中でボリボリお菓子食ったり
ごくごくなんか飲んだりで
PC以外の音もミキシングされてて
時々イビキがなってた
カーテンの中は自由地区になってて
地方圏外で無法地帯にでも
なっているんじゃなかろうか
と思うくらいのさばってた(笑)
そんな生活なので
彼は日の出ているときは
大半寝てる
その夜逆転生活を
同室に押し付けて来ているのだ!

これはイケナイ!
一言言っとかねば!

自分:あのーNさん
        夜めちゃうるさくて眩しいです

Nさん:あー自分会社経営してて
           仕事でやってるんですよ
           これ毎晩しないと
           クライアント
           さんに怒られますしねー
           入院したからって
           仕事できませんなんて
           言えませんからね…
           
すみませんとか気をつけます
とかを想定してたのですが
世の中は広いものです!
全く斜め45度を
走って来る答えでした
謝りもなければ
気をつける気もねぇなこれ
終いには

それで仕事なくなったら食ってけないですもんねー
経営者なんで
仕事無くなったら食ってく
保証ないんですよねー

みたいなこと言いやがる
知らんがな!
ヤバイ!バトりそうや!
致し方なく退却…(笑)

結果
病院で喧嘩や揉め事は避けたい!
無視しよう
あんまり関わらんことしとこ
となった