入院の間
前もって申請しておくと
条件付きだったりするんだけど
外出したり
外泊できたりの
許可を
もらうことができる
それは治療の進行具合や
患者の認識状況だったり
荷重や可動範囲なんかで判断される
僕には二匹のガキンチョがいる
上は中学3年生
年とガタイだけはデカくなってる
2年半前 小学校で新体操をやってて
楽器とか歌とか
興味があると言ってたんで
文化系の部活に入る
とばかり思っていると
ある時何故か
女子バスケ部になってた!(笑)
しかも強豪校で
未経験者はウチの子だけだった!(笑)
そんなこんなでバタバタして
一応最後までやりきったんで
2年間は走り続けで
まともな休みもなく
家族で遊んだりすることも
なかったんだが
3年の夏に終わるんで入試前に
どこか遊びに旅行に行こう!
て言っている最中の
僕の事故(笑)
そして長期入院(笑)
入院によって僕の夏は終わってしまう
てか
旅行どころか
大いに迷惑かける羽目に!
その最中で転院して
なんとその週末に
中学生活最後の試合があるのだ!
これは親として
見ておかなくてはイケナイ
僕は転院して来て
あちこちウロウロ
勝手に動きすぎて
早速怒られながらそっと先生に
週末の外泊希望を伝える
2日後の!!
理由を伝えるとあっさり了承!
なんと松葉杖での外泊は
驚くほど大変だった!
練習したてだったため
筋力も
あまり付いていなかったので
長距離歩くのが大変だった!
結果 無理しまくったんで
PTさんが
呆れるくらい
右足が変色して腫れることになる
止められてたけど
ちょっと
お酒飲んじゃったしね(笑)
そしてなんと
予想はしてたけど
ガキンチョのチームは
勝っちゃったんで
翌週も引き続き試合がある(笑)
致し方ない
無理言って頼むしかない!
しょうがないので
という理由で了承をもらう
よしラッキwww(笑)
翌週 PTさんに
一週間の努力が水の泡
と言わしめるほど
腫れがひどく戻ってた(笑)
先週と違って大会会場変わって
歩く距離が増えたんだよねwww
そしてうちの子のチーム
勝利する!!
翌週二戦目で決勝!
喜ばしい! 喜ばしいが
来週は無理な気がする!
逆に気がひける!
入院してすぐ
3週連チャン外泊は無理だ!
しかし
一応申請書を
こそっとさりげなく出しとく
翌日バレる
流石に
毎週外泊なら入院の意味がない
でも怪我の程度見たら
入院しててもらわなくては困る
ということで致し方なく
外泊申請を辞退(笑)
ガキンチョの方は
最後の試合を県大会3位で終了
まぁまずまずですかねー(笑)
お陰で僕はしばらく
外出もできないです(笑)
人というものは
やっちゃダメ!
と言われるとやりたくなっちゃう
矛盾の塊である
ある人は出たいが為に
わーわー暴れる
けど
外科入院なんで
身体がうまく動けず
結局わーわー言ってるだけ
時々机のものを
派手に落とすくらい
リハビリ兼ねて
廊下を歩く練習してると
一人部屋のドアが開いていて
声が聞こえてくる
タスケテー
ナースコールが壊れたー
誰か先生呼んでー
看護婦さーん
助けてー
的な内容を発して
ナースコールカタカタ押している
ばあちゃんがいた
これはいかん!
助けを呼ばねば!
ばあちゃん
壊れたナースコール押しても
看護婦さんは
呼べないのだが
わからないのだろうか?
歩行速度がものすごく遅いので
そのままナースセンターに立ち寄り
向こうで患者さんが助け呼んでる
ナースコールが壊れてるみたい
と伝えると
あー〇〇さんかなー
ナースコール
電源切ったままだったー
さっき行ったけど
一応見に行っとくかなー
ええええ!
電源切ったままなの⁈
大丈夫なの? それ!
聞くと
足怪我してるけど
なんてことないのに意味もなく
めちゃめちゃ呼ばれちゃう
かまってちゃんらしい(笑)
だから1時間ごとに
行くようにしてるらしい
外泊申請してるけど
お迎えがないといけないから
誰も来てくれなくて却下くらって
駄々こねてるようで…
大変だな 看護婦さんも…
同室のカンデラさんが
外泊から戻ってくる
車椅子で彼女に連れられて
先日出て行ってたんだが
退院後はドイツに帰るんで
手続きとかで
いろんなことをして来たらしく
なかなか忙しかったらしい
バス移動が
ほとんどだったんだけど
日本のバスのサービスに
えらく感銘を受けて帰ってきた
車椅子で待ってると
運転手さんが出てきて
入り口からスロープを出して
乗り込み
車椅子専用のスペースで
固定してくれたそうな
他の国では
あり得ないサービスらしく
日本は進んでいる!
スゴイよトミーさん!
とえらく称えられた
僕は何もしてないんだけど(笑)
そんな話を長々としていると
看護婦さんがチェックに来た
ドイツに帰ったら
向こうの先生に
詳しく説明してもらって
こっちと同じリハビリがしたいというので
カンデラさんの取扱説明書を書いて欲しいと言うのだ
ドイツ語で!!!
この内容をカタコトなんで20分くらいかけてみんなで解読して
説明したんだけど内容に
めちゃめちゃ困惑する看護婦さん
ドイツ語て医療に関わってたら
みんな勉強するんじゃないんだな
その件は先生通して頑張ってみる
ということで対応
2日後
僕が尊敬してやまないPTさんが
その話を聞いて文章にして持ってきた
ドイツ語で!
寝ずの番で翻訳したらしい
カンデラさんに確認に来たようだ
カンデラさんのチェックが入る
スゴイスゴイ! アリガトウ!
文法メチャクチャだけど!
一晩かかった翻訳を
あっさり一刀両断!
その紙にガンガン添削が入る
カンデラさん これ
ほとんど間違ってるやん(笑)
書き直すからそれ
後で頂戴
PTさんもショックが隠せない様子
そしてプライドが許さない模様
後日ドイツ語の解るPTさんがいて
その人の助言により
完成したそうな(笑)