火星の夕焼け🌇は、青い色をしているそうです。❔🤗


伊与原  新 氏の新刊『宙わたる教室』を読みました。📖📖✏️

 

 

東京・新宿にある都立の定時制高校が舞台です。🏫🌃  (物語はフィクションですので、実在する学校ではありません。❕❔)


其処には、さまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていました。📖✏️🌠


主人公のひとり、柳田岳人は負のスパイラルから抜け出せずに、もがいている21歳の若者です。


そんな彼に、ある日担任教師の藤竹が声を掛けます。(藤竹は数学・理科担当の教師でした。❔🤗)


「一緒に、科学部を作りませんか❔❓️✨」と


そして、

「知っていますか❓️  火星の夕焼けは、青いんですよ」と岳人の気を引く言葉を囁きます。🐤



物語には、他にもNASAの火星探査車〝オポチュニティ〟の逸話や、アンディ・ウィアーのSF小説『火星の人』(後にマット・デイモン主演の映画『オデッセイ』の原作です。)の話しが出て来ます。🌠


 

 

 

そして、

新刊📖本の表紙帯には、

〝定時制高校を舞台にした、今年一番熱い青春科学小説〟の吹き出し形のポップが踊ります。


しかし、

決して当作は、科学に特化した内容だけのものではありません。❔🤗


岳人と藤竹の立ち上げた〝科学部〟には、やがて、同じ定時制に通う仲間(越川アンジェラ、名取佳純、長嶺省造  等々)たちが集います。


彼(女)たちにもそれぞれの生い立ち、過ごして来た色々な境遇があり・・・、


けれども、

「もう一度学校に通いたい」と云う共通の思いのもと、もうひとつの目標を掲げます。


それは、

科学部の実験活動で〝火星のランパート・クレーター〟を再現して、その結果を学会で発表すると云う〝壮大❔🤗〟なものでした。❕❔🌠


そして、

最初は、バラバラだった個々(悩みも年齢も)の人を〝想う心〟が、ひとつになって〝ひとつの目標〟を成し遂げる爽快感に、❗️❗️


伊与原  氏の真骨頂でもある、「再生」の物語に久しぶりの清清しい読後感を味わうことが出来ました。📖🌠🙏


📖✏️🌠📖✏️🌠📖✏️🌠📖✏️🌠📖✏️🌠


2017年11月14日、わたしは風邪を引いた時などにお世話になる、近所の内科医院で書いて戴いた〝紹介状〟を携えて、隣町にあるT大学病院🏥の血液腫瘍内科を訪院しました。🐤


あれから、丸6年が経ちます。🌠


近所の内科医院の先生には、人間ドックの検診結果で血液検査に異常値(要精密検査)があったことと、整形外科のレントゲン検査で左腕の骨に打抜き(画像)があった話しをして・・・、


どうやら、

「多発性骨髄腫」らしい旨の説明をしました。


あの時のわたしは、6年後の自分が、どうなって居るかなど、とてもではありませんでしたが、想像すらも出来ませんでした。❔😟


(そして、今だから言えることは、出来ることなら「大丈夫だよ」とあの時のわたしに、そっと囁き掛けて上げたいと思います。)


維持療法61クール目も、おかげさまで3Qを済ませて、今のところ何事もなく平常を保って下ります。🙏❕❔


来週からは、7年目の治療に向かいます。❔🤗


もう少しだけ、病気と共に歩いて行きたいと思います。🐤🌠



 

歩いていこう                いきものがかり


歩いていこう  歩いていこう

僕は「今」を生きていくよ

君がくれた言葉はここにあるよ

そうだよ歩いていこう🚶‍♂️🚶‍♀️


歩道橋の向こうに  冬の都会🏢🏬🗼✨(まち)

が見えたよ

ひとかけらの孤独を手に  僕は明日をつないでいる

「こころで笑えるかな」  いつかの声が聴こえた

白い息が空に消える  寂しくはない  駅へ急ぐよ


「帰らないと決めたんだ

はじまりを  告げるように  雪❄️が降り始めた


歩いていこう  歩いていこう

僕は「今」を生きていくよ

傷ついても  何度も  信じたいよ

この手を  この日々を

君と泣いて  君と笑って

僕は強くなれたんだろう

君がくれた言葉はここにあるよ

そうだよ  歩いていこう


たぐり寄せた希望が  温もりを抱いている

愛を許せる強さは  君が僕に伝えたこと


「会えなくてもわかってるよ」

今の僕は  あの日の君に  胸を張れるのかな


うれしいこと  悲しいこと

そのすべてを  忘れないよ

ひとつ  ひとつ  心を照らしている

そうだよ


                            作詞・作曲:水野  良樹



伊与原  氏の前述の作品に登場したNASAの〝火星探査車・オポチュニティ〟は、当初数ヵ月(想定は約三ヵ月。)を目標に、火星表面の探査を行う目的で、火星に送り込まれましたが・・・、❔❓️✨


暗に相違して、その活動は14年間と云う最初の想定の50倍を遥かに超えた、超ロングな期間の任務の遂行を果たしたそうです。❔🤗


多発性骨髄腫の発病時の5年生存率は、2015年度統計値で、41.2%と言われていました。🐤


オポチュニティは、火星で孤独な任務を14年間続けました。🌠


わたしも、彼に負けないように、もうしばらく頑張って行きたいと思います。❔🤗


デワ。🐤