2018年9月
病室の窓の外を勝ち虫(秋茜)が、揺蕩うように飛んでいました。🐌
更にその向こうには、白い鱗雲が青い空一面に広がっていて、初秋の柔らかい陽光が黄金色に色付き出した田んぼの稲穂を、キラキラ✨と輝かせている風景が眺められました。👍️
その年の8月、わたしは多発性骨髄腫の治療のために、造血幹細胞の自家移植の処置を受けました。🙏
そして、
移植の処置に際して投与された強烈な抗がん剤(アルケラン)の副作用により、重苦な味覚障害に陥ってしまったのです。😵💧
中々信じては貰えないかもしれませんが、❔❓️
それは、
ニガウリやセンブリの苦味の比ではなく、例えば真っ黒に焦がしてしまった焼き秋刀魚のはらわたのような(食べたことはありませんが・・❔🤗)、所詮言葉では言い表せないような、得も云えぬ口中の状態で・・・、❔❔❓️
移植後の弱っていた身体に、ボディブローのように襲い掛かって来て❓️、処置後の回復を遅らせる結果となりました。🙏
先日も、定期通院の際に3か月ごとに受けている栄養指導の栄養士さん(移植処置の入院の際に、病棟の食事担当の栄養士さんでした。)と
入院時の話しになり・・・、
「あのときは大変でしたね。❕❔」
と言って頂けた栄養士さんに、わたしは散々にご迷惑を掛けてしまい、😵💧
手を変え品を変えて、
「これなら口にする事が出来ませんか❔」と云いながら、直々に病室まで届けて繰れた品々を、
わたしは、「兎に角、味覚障害が改善されないとダメ見たです・・❔❔❓️」と言って、無駄にしてしまいました。🐌
そんな入院生活も結局、当初は3~4週間の予定だったものが、1か月以上が過ぎてしまい❔🤗
移植処置を記す筈のブログも始めては見たものの、処置の辛さと、味覚障害と言った予期もせぬトラブルに見舞われてしまい、半ばメンタルまでもが苛まれてしまい、早々に頓挫する羽目に成ってしまったのでした。🙏
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🎵心が擦り切れて
ギシギシと軋む音が~🎶
聞こえないように
大きな声で歌おう~🎵
理不尽が多すぎて
いつの間にかそれに慣れて~🎶
僕は自由だと
もう忘れてしまいそう~🎵
ああ うるさく つたなく
産声のように遠く響け~🎶
🎵あるがままの姿で
自分のままで生きさせて~🎶
決して楽ではないが
きっと人生は素晴らしい~🎵
青くさい
なんて青くさい~🎶
綺麗事だって言われても
いいんだ 夢見る空は
いつだって青一色でいい~🎵
🎵恐れない 人はいない
追いかけて来る震えを~🎶
振り解くように
誰もが走っている~🎵
人がさ 繊細で
でもとても残酷だって事~🎶
僕もそうだと
実はもう知っている~🎵
ああ 嫌だ 悲しい😢ね
痛みを抱き締めて進め~🎶
🎵あるがままの姿で
自分のままで生きさせて~🎶
正直者は馬鹿をみるが
きっと人生は素晴らしい~🎵
下らない
なんて下らない~🎶
無駄な事だって言われても
いいんだ 下を見ないで
ひたすら登って行けたらいい~🎵
🎵心が擦り切れて
ギシギシと軋む音が~🎶
聞こえないように
大きな声で歌おう~🎵
🎵あるがままの姿で
自分のままで生きさせて~🎶
努力は実りづらいが
きっと人生は素晴らしい~🎵
泥くさい
なんて泥くさい~🎶
だからこそ綺麗な虹を
見つける権利がある~🎵
音がさ 外れても
たとえ口塞がれても~🎶
僕は僕だと
自分の声で歌おう~🎵
代わりはいないと
自分の声で歌おう~🎶
back numberの唄う『ベルベットの詩』は、池井戸潤氏原作の映画『アキラとあきら』の主題歌です。👍️
映画『アキラとあきら』は、
「半沢直樹」「下町ロケット🚀」シリーズなどで知られている作家・池井戸潤氏の同名小説を、竹内涼真さんと横浜流星さんのW主演で映画化されました。🎬️🎦🎥
父親の経営する町工場が倒産し過酷な幼少時代を過ごした山崎瑛(竹内)と、大企業の御曹司だが次期社長の座を拒絶し血縁のしがらみに抗う階堂彬(横浜)。
同じ名前を持つ2人は運命に導かれるかのように、日本有数のメガバンクに同期入社します。
人を救うバンカーになるという熱い理想を持つ山崎と、情を排して冷静に仕事をこなす階堂。
正反対の信念を持つ2人は真っ向から対立し、ライバルとしてしのぎを削ります。❕❔
しかし、
山崎は、ある案件で自らの理想と信念を押し通した結果、左遷させられてしまいます。
一方、順調に出世する階堂の前にも、親族同士の争いという試練が立ちはだかり、やがて、数千人の人生を左右する巨大な危機が到来します。
山崎と階堂の人生が再び交差するのです。❔🤗
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夕方に赤く色付いて萎んでしまった酔芙蓉の🌸花を、十六夜の白く輝く月光が明るく照らしていました。✨
そして、
丸い月🌃の横には、太陽系で一番大きな惑星・木星が、月の明かりに負けじと一緒に並んで✨キラキラと輝いて下りました。
MMの維持療法も、おかげさまで46クール目に進めて下ります。(2Q終了)
白露から中秋の名月を過ぎると、秋もぐっと深まり出します。
あの年も、わたしは去り行く夏を病院のベッドの上で見ながら、「何とかしなければ❔」と云う、半ば焦りのような気分を感じて下りました。❔🤗
しかしながら、
如何せん身体が言うことを聞いてくれません。❔❔❓️
ベッドの上で悶々と暮らすだけのわたしは、好きな読書をする気力も失せて、横臥するだけの状態でした。
人間如何に食べることが大切かを❔🤗痛感した入院生活でした。(笑い)
美味しい秋がまたやって来ます。👍️
知力、体力の源は食べることです。❕❔
皆さまも、美味しい秋を是非満喫下さい。
デワ。🙏