井上 靖氏の小説『海峡』を再読しています。📖
わたしは何故か、❔毎年この時期になると不思議と氏の作品を読みたくなりますね。❔🤗
わたしが初めて本作を読んだのは、東京にある学校に通っている頃のことでしたので、彼これ三十数年以上前のことになります。📖✏️
作品の序章で、登場人物たちが揃ってナイターの観戦に出掛けるところから、物語が始まりますが(場所は東京・後楽園球場)、⚾️⚾️⚾️
読売巨人軍のホーム球場がまだ東京ドームではなく、後楽園球場だった頃、⚾️⚾️⚾️
わたしもよく、駿河台にあった学校の帰り道に、当日券を求めて後楽園球場に野球を観に行きました。👀(わたしは、ドラゴンズファンです。❔🤗)
だから初めて本作を読んだときにも、とっても近親感を覚えて、すんなりと物語の世界へと入り込めたことを覚えています。
物語は、その後ナイターを観戦する面々の眼前に、一羽の鳥🐦️が球場のカクテルライト🔦に誘われるように迷い込み、そのまま防球ネットに激突して落下すると云うアクシデントに遭遇します。👀
〝アカエリヒレアシシギ〟と云う名前の渡り鳥です。
そして、そんな惨劇を目撃したのは、服飾雑誌の編集部に勤める面々で、当物語の主要な登場人物たちです。📖📖
鳥🐦️の鳴き声を録音して歩くのが趣味の庄司は、病院を経営する外科医師(院長)でしたが、趣味に宇津々を抜かして病院運営を放擲して居ました。
投げ出された病院の窮状を危惧する妻の由加理と、それを護ろうとする若き医師・副院長の吉田。
また、庄司の学生時代からの友人・松村も由加理から頼りにされます。
松村は、先ほどの服飾雑誌の編集長で、由加理のことがやはり気になるようです。❔🤗
そんな編集長に恋をするのが、同じ雑誌社に勤める編集部員の梶尾宏子。
そして、
同僚の編集部員の杉原は、松村のことを想う宏子のことを好きでした。👀🐦️
物語は、様々な人たちが綾なす愛の交錯をスッキリとこと細かく描いています。📖❔🤗
ひとつひとつの恋は、決して(不思議とすべてが)成熟すること無く物語は幕を降ろすのですが・・・、
何故か、重苦しい終演にはなって居ません。📖
そんな収め方をするところが・・・❗️❗️、
わたしが氏の作品を好む理由のひとつなのですが。📖📖❔❓️
📖✏️🐤⚾️📖✏️🐤⚾️📖✏️🐤⚾️📖✏️🐤⚾️
6/8は、6月度の定期通院日でした。
相変わらず病院の駐車場🅿️は、どこも🈵表示でいっぱいでした。🚙🚙🚙
病院の規模に比較して、駐車🅿️🚗スペースが少ないのかな❔❔❓️
と云うよりも、いつも感じることですが、
この中で本当に具合が悪くて通院をしている人たちは、一体全体のうちに、どのくらい居るのでしょうか❔🤗😵
特に、
わたしのように、具合も悪くなく、しかも、経過観察のために、月一の検査と薬💊の処方のためだけに、診察(それも5分弱❓️)に来院しているような患者さんが、
それでも、致し方無く・・・。
病院を訪れて居る。🚙🚙
本当に、
そんな方が多いのであれば、
なんとか改善の余地はないものなのでしょうか❔❔❓️
・・・・・・・・・・。
と云うことで、お陰様で今回も骨髄腫(MM)
の病理状態・検査結果は現状維持で、維持療法の継続(43クール目)が出来ました。
皆様に感謝です。❕❔
そして、
まもなく、幹細胞移植の処置を受けてから4年が経とうとしています。👀
その間には、コロナウイルスによるパンデミックも起こり、決して平穏な日々ばかしではなかったのですが。😃
この先も一日も長く、この状態が維持出来ますように、願って行きたいと思います。
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そんな時、
車のカーラジオ(FM放送)で、フィル・コリンズの唄う『Do You Rmember ❓️』が流れていました。🎤❗️❗️
🎵We never talked about it
But I hear the blame was mine🎶
I'd called you up to say
〝I'm sorry〟
🎶But I wouldn't wanna waste yourtime🎵
🎵僕たち十分に話せたわけじゃない
でも僕に責任があるって思ってるんだね🎶
君に〝ゴメン〟って言いたくて
電話を掛けたのさ
🎶時間を無駄にさせようとしたんじゃない🎵
フィル・コリンズの唄うバラード曲、失恋💔の歌ですね。🎶
何故か、前述の小説『海峡』と偶然にも被るような感じがして、聞き入ってしまいました。🎤
フィル・コリンズは、80年代を代表するソウル歌手で、アース・ウィンド&ファイヤーのリード・ボーカル フィリップ・ベイリーとのデュエット曲〝Easy Lover〟や映画『カリブの熱い夜』の主題曲〝見つめて欲しい〟はミリオンのヒットを記録しましたね。🎶
バブルの全盛期、どこのディスコステージでも必ず流れていた楽曲でした。~🎵
古き善き時代の、ささやかな思い出です。❔🤗
先日、寒川神社⛩️へお参りに行った帰りに、いつものように「ハ福餅」を求めて来ました。
今回は、季節限定の〝抹茶餡〟の「ハ福餅」も出ていたので、合わせて買い求めました。❔🤗
甘さ控えめで、抹茶の香りが香ばしく、とっても美味しく戴けました。👀❕❔
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2017年仙台・宮城野球場(koboパーク宮城)で行われたプロ野球・楽天対西武戦に於いて、100羽を超える白い鳥🐦️が試合中のグランドに舞い込み、一時試合が中断すると云うハプニングが発生しています。(小説の話しではありません。実際に起きた出来事です。❕❔)
そして、
その時の白い鳥🐦️の正体が、何と❔❔❓️
前述の小説の中に登場した、〝赤襟鰭足鴫〟だったのです。(驚)
小説『海峡』の初刊が1958年のことでした。
それから60年を経た現代に、同じ鳥🐦️が同じようなナイターの野球場に、迷い込む偶然があると云う。❔🤗
正に〝現実は小説依りも奇なり〟とは言ったものです。
アカエリヒレアシシギは、寒い冬を南方の地で過ごした後に、春になると北の大地に戻ります。
海峡や大きな海も粛々と渡って移動する「旅鳥」🐦️です。
物語では、最後に庄司と杉原、松村の三人が、雪⛄️の下北半島の最先端・風間浦の浜から海峡を渡って行くヒレアシシギ🐦️の鳴き声を聞きなが幕を閉じます。
それぞれの恋愛は、成熟をすることがありませんでしたが、渡り鳥(旅鳥)🐦️が季節ごとにあちらへ移動したり、こちらに飛んで来たり・・・、
まるで、
人たちの心が、その場その時の状況・状態によって移ろうことを、渡り鳥の習性にナゾらえて物語は語っていたようです。📖✏️
わたしも、病気の宣告を受けた後には、現実を受け入れて、〝病気と共生して〟治療を頑張って行こうと誓った筈なのに・・・、
勝手なモノですよね。❔🤗
一寸状態が安定して来ると、色々と雑多な思いに囚われて・・・、
フラフラと考えが揺れることもあります。👀❔❔❓️
弱虫なんですね。❔🤗
まあ、とにかく掲げた目標は貫徹すること、
もう少し〝頑張りまっしょい❕❕〟
でわ。