古典落語を現代的に置き換えたオムニバス映画。
残念ながら元の落語を知らないが、というか知らなくてもいいんだけど落語をベースにしているんなら笑えて、しんみり…なんてのを想像していたんだが、①話目から戸惑った。
ビフォーアフター
映画制作会社の女性社員がロケ地に困った挙げ句、選んだのが自分の実家の潰れた旅館。
撮影の為には部屋を改造(壊さなきゃならない)
いいのか?みたいな葛藤。
結果、旅館に変わった部屋があるって評判になるって話。
笑っていいんだか何だか。
②話目のライフレート
死神に人の寿命が見える能力を貰った男が禁止されている金儲けに走る話。
これホントに落語が原案なのかよと思った。
③話目 猿後家はつらいよ
落語を映像化したという事でいえばこれが一番"らしい"かも。
映画版の「猿後家はつらいよ」の撮影現場。
ラストシーンの撮影に姿を現さない主役の為に監督に無理難題を吹っかけまくる悪魔のような女プロデューサー(>_<)
前衛作品のような映画になっていく過程はかなり面白い。
落語って一人の人が老若男女を演じ分ける所にも面白みがあるわけで、それぞれの役をそれぞれの俳優が演じる時点で落語の面白みの一つが消えてしまっているのかもしれない。
本編後に本物の落語家達がコメントしている。
度胸があるなと思ったのはこの映画の否定意見も堂々と採用している。