3年程前にふとレース(単車)をしようと思い立ち現実的な可能性を模索しておりました。小排気量がなくなってしまった昨今、吊るしで買えるレーサーは600ccや1000ccですが、100馬力を大幅に超えている車両でのレースは中年進行形の我が身には敷居が高くて不可能です。そこで最近人気のミニバイク耐久レースに的を絞りました。ミニバイクというと大抵12インチの小径タイヤですが、20年ほど前に出た12インチ車(YSRとNSR)のレースで当時は中型と大型の経験しかなかった小生は全く乗れず小学生にごぼう抜きされた苦い経験があり、12インチ車は好みではありません。また3年前は180cm94kgのヘビー級の体格で車格がある程度とれる17インチ車で参戦することに決めました。17インチで参加可能なレースとなるとツインリンクもてぎのDE耐です。都合良く当時は17インチ車が優勝していました。2年ほど前にトランポを購入し準備を進めていました。
知り合いのショップにお願いし1月にベース車としてXR100モタードを中古車で購入しました。
かくしてDE耐参戦に向け車体の製作に取り掛かりました。下の写真は購入時の車体です。
17インチを仮組してディメンションを考察します。タンクもフルコースコーションに備え大きめのNS50F用に交換しました。17インチの運動性を最大限に発揮させるため各部の寸法をHRCのRS125Rに近づけるよう変更します。細かい部分ははしょりますがレギュレーションでフレーム加工不可なのでスイングアーム長、フォーク長、バックステップ位置、ハンドル位置をどれ位変えれば良いかアンチスクワットはどの程度が適当なのか個人で出来うる範囲で徹底的に検証ました。
スイングアームを特注し、他車流用のフォークをチタンコート加工、インナーパイプを加工して減衰をアップしています。エンジンはキタコのキットをベースにクランクの芯だし、各部鏡面加工、ラッピング等出来るだけフリクションを減らせるよう丁寧に組んだつもりです。昼間は仕事があるので夜な夜な作業を続け3日間徹夜をしたり、セット出し中に事故にあい3日間入院したりしましたが3ヶ月程で車体が完成し、下の状態でナンバー付きで走りながらセッティングしました。





