6/27に、大阪堂島にある本社ビルで開催された、「東洋紡」の株主総会に参加してきました。
東洋紡と言えば、かつて紡織業界の名門と呼ばれていましたが、長い間、業績低迷が続いており、産業構造を変えるためにも、どのような長期的な展望を考えているのか聞きたくて、参加してきました。
北新地駅からしばらく歩き、会場へと到着し、12Fの大会議室へと上がり、議決権行使書を提出して受付しました。
東洋紡と言えば、かつて紡織業界の名門と呼ばれていましたが、長い間、業績低迷が続いており、産業構造を変えるためにも、どのような長期的な展望を考えているのか聞きたくて、参加してきました。
北新地駅からしばらく歩き、会場へと到着し、12Fの大会議室へと上がり、議決権行使書を提出して受付しました。
そして、スクリーンでは、劇作漫画風に描いた会社のPR映像が流されており、なかなか面白かったです。
そして、AM10:00になり、社長が議長として、株主総会が開会しました。
まずは、スクリーンを使って事業報告が行われ、冒頭には、社会に貢献する価値を創りつづけるカテゴリー・リーダーを目指している、と説明されていました。
環境分野では、膜の技術が、サウジアラビア最大級のプラントに採用された。
高機能分野では、ペットボトル用フィルムの拡販に努めた。
エアバッグ用基布では、アメリカや中国など、海外事業を拡大していった。
これらの結果、売上高3390億円・当期純利益76億円の、減収増益であった。
それから、事業区分別の概況が説明され、フィルム・機能樹脂事業では、食品包装向けフィルムが低調に推移し、減収減益であった。
機能樹脂事業にて、工業用接着剤「バイロン」や、液晶向けに特殊光学フィルムの「コスモシャイン」を開発し投入した。
産業マテリアル事業では、エアバッグ事業やスーパー繊維事業が好調に推移し、中でも、スーパー繊維のダイニーマ・ザイロンなどが好調であった。
ライフサイエンス事業では、バイオ事業・メディカル事業が好調に推移し、中でも、損傷した神経を再生する治療用医療機器である「ナーブリッジ」を販売開始し、好評を得ている。
衣料繊維事業では、減収・減益となり、スポーツ向け製品は順調であったが、ナイロン事業は苦戦が続いた。
テキスタイルは、円高是正の影響で収益が改善し、アクリル繊維は、中国の低迷により苦戦した。
対処すべき課題として、低迷する衣料繊維事業の構造改革により区切りを付け、スペシャルティ事業の拡大を優先する、新成長ステージに取り組んでいる。
そして、強い会社を目指し、能力増強投資・海外展開の加速・製品ポートフォリオ改革・資産効率の向上、などの課題に取り組み、企業価値の向上に努めていく、と締め括っていました。
ところで、アメリカにて、防弾ベストの性能が不十分であったとして、訴訟が行われているが、相手方の主張が誤りとして、防御を行っていく、と述べていました。
それから、質疑応答タイムとなり、かつて東洋紡に買収された会社の割当の率が悪すぎる・有利子負債が一向に減っていかず、改善策はあるのか・もっと優秀な人を指導者に立てるべき・こんな会社は先が見えない・タイヤコート事業が大幅な減収となっており、対策は考えているのか・ナーブリッジの技術は素晴らしく、手や指以外にもさらに適用範囲を増やして欲しい・取締役でオシャレな人がいない・女性役員が一人もいない・もっと期待を与えてくれるような事業説明をしてほしい・敦賀原発や四日市の津波などの危険性のある場所の近くにある事業所の安全管理体制について・最近、新聞などで取り上げられるような話題が少ない・2/4の株価のストップ高には驚いた・コスモシャインと言う新商品は、フィルム事業内の売上構成比のどのくらいを占めているのか・社会貢献、子育て支援対策について・中国市場の冷え込み、長期金利の上昇などのリスクマネジメントについて・ブレスエアーの商品はどこに行けば買えるのか、価格はいくらくらいなのか・アメリカの防弾ベストの訴訟問題について、下手をすると命取りになり、どのように対応しているのか、などなど、次から次へと質問が飛び交っていました。
その後も、質疑応答が続いていたのですが、午後から仕事仕事予定だったため、途中で退席し、会場を出ました。
東洋紡と言えば、繊維メーカーのイメージが強かったけど、長期低迷する衣料繊維事業を縮小して、様々な分野に進出していることを学び、まさに生き残りをかけて、必死にもがいている真っ最中なんだなあ、と感じました。
そして、コスモシャインやナーブリッジなどの、画期的な新商品を産み出したことは素晴らしいのですが、まだまだ、売上高も収益力も乏しいため、一日も早く、新商品が会社の屋台骨を支えることが出来るくらい成長し、衣料繊維分野から脱却して、真に新しい会社として生まれ変われることを期待したいです。































































