ハーレーに乗ってコケないようにする為の対策 | トムとジェリーとボブのブログ

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このブログは、トム(本人)とジェリー(ミニシュナ)とボブ(鉄馬)の日常の出来事のメモ(備忘録)として使用しています。

トムです。今回は自分の中での禁断のテーマ「コケる」についてです。

自分も過去に何度かコケた事がありますがハーレーでコケると言うのは自転車でコケる、小型、中型バイクでコケるとは、また違ったハーレー特有の注意点があるのかなーと思います。
そこでこれまでの二輪でコケた経験とハーレー購入後のコケそうになった瞬間を備忘録として整理しておこうと思います。

悪気があっての記載では無いのでご了承ください。


■初めに自分の二輪でのコケた経験について

・小学生の頃に足がつかない兄の自転車に乗りたい一心で初めての乗ったとき、ペダルを漕いで直進はできたけどブレーキ操作、曲がる操作の知識が全くなかった為、止まって足をつくことも曲がることも出来ず正面の壁に衝突するしかなくて、当然いつかは衝突して、そして止まった、当然、推進力を失ったのでコケた(横に倒れた)。

・自転車でコーナーリング中に後輪タイヤが滑ってコケた。

・400ccのバイク教習中、勾配がある直線コースだったが教官の指示で上り坂を右ターンして戻ってこいと言う指示に従って坂道での並行感覚を失ってコケた。教官の無理そうだったら無理しなくてもよいという指示には従わなかった。

・400ccのバイクで初めてのtウーリングで山下公園に到着しサイドスタンドを出したところ、出し方が中途半端な為、バイクの重みでスタンドが戻ってスローモーションのようなスピードでゆっくるコケた。

・大型駐車場で右ターンの練習中に、シートに座れない程極度にリーンアウトしなければいけない程の姿勢でノロノロコーナリング中の低速の中半クラのコントロールミスでコケた。


▲ハーレー(ストリートボブ)でコケそうになった最近の経験について
因みに ラッキーな事に、ストリートボブでは、まだコケた経験はありませんが今後も十分気をつけたいと思います。

ケース1)
道路から敷地内の駐車場に入るときの段差を斜めに横切った為、前輪タイヤが一瞬滑ってコケそうになった。
コケなかった理由:前輪がすぐにグリップを取り戻したから。
今後の対策:できるだけ垂直に入るように心がけるしかない。

ケース2)
2輪駐車場の建物側に駐車しようとした祭に、建物側へのとても緩やかな上りの傾斜があったがバイクを降りてバイクのシートにお尻をつけて手押しでバックから所定位置まで移動した。

サイドスタンドを出す際にお尻を離してサイドスタンドのフックに足をかけようとした祭にバイクが「ヨロっと」前進して反対側に倒れそうになった。

コケなかった理由:反対側にたまたまバイクを支えてくれる人(S先生)がいて咄嗟に支えてくれた。

今後の対策:案1)傾斜が上りの場合はエンジンをかけたまま頭から入る。
      案2)サイドスタンドをかける前に、一度跨りブレーキをかけながらスタンドを出す。
      案3)サイドスタンドをかける前に、ローに入れてからスタンドを出す。
      案4)サイドスタンドを電動にする。

このケースがコケそうになる理由を考察:
自転車や小型のバイクでは勝手に転がらないユル~い傾斜でもハーレーは重たいのでタイヤが転がると車体が傾きやすくなってしまうので注意が必要です。

また、ハーレーのハンドル幅が若干広いので姿勢によっては前ブレーキに指が届かなかったり、右のフットブレーキを踏めない状況にもなりタイヤが転がって転びやすい状況が揃ってしまう。

ケース3)
走行中にギアを入れ間違える、クラッチミートが早すぎるとエンジンブレーキでタイヤがロックする。

走行中の緩いスピード調整でタイヤをロックさせる程ブレーキを強くかけることはないですが、アクセルを戻してスピードが落ちた時にギアを落として加速に備える時にエンジンの回転数とギアが合わないままクラッチをつなぐ瞬間エンジンの回転を上げないでクラッチをつないでしまうとエンジンブレーキがかかってしまう事がある。

この場合も通常はさほど問題はないが、たまたまタイヤが白線に乗っているとスリップしてバランスを崩してしまいやすくなりコケそうになりました。

コケなかった理由:車体が傾いて転倒しないように腰でバランスをとってタイヤが白線の外にでてグリップするまでどうにか持ちこたえることができました。

後日、後ろを走行していた亀仙人様から話しを聞いたところ「逆ハンでバランスをとって、よくコケなかったですね」と教えてもらいました。

今後の対策:ツーリングの帰路などで疲れてくると誤操作を起こしがちなので定期的に休憩をとって無理をしない。


ケース4)停止する間際にズボンの裾がステップに引っかかって怖い思いをした。
コケなかった理由:引っ掛かりがすぐとれた、それまでバランスで持ちこたえられた。
今後の対策:案1)裾の広いズボンは購入しない。


●一般的なバイクでコケる状況

ケース1)バイクの取り回し中に重たさに耐え兼ねてコケる

ケース2)車庫、駐車場から出るためにバックさせている時にコケる

ケース3)バイクから降りるとき、降りようとしたらサイドスタンドが出ていなくてコケる

ケース4)発進しようとした際のクラッチ操作ミスでエンストしタイヤロックしてコケる

ケース5)発進しようとした際に「横から車が来た」などの理由でフロントブレーキをギュッとかけた瞬間フロントフォークの反動で車体が傾いてコケる

ケース6)停止しようとした際に、足元の砂利で足が滑って車体を支えきれずコケる

ケース7)Uターンしようとした際の不慣れや操作ミスによってコケる

ケース8)コーナリング中のブレーキでコケる



★最後にハーレーでコケない工夫

・駐車時は、緩やかない傾斜に注意して傾斜があるところには近づかない、なるべく止めない

・出先での不慣れな場所での取り回しは、なるべくバイクにまたがって行う。

・ツーリングモデル以外の場合、自分で方向転換や駐車できる場合も多いですが、
ウルトラの取り回し同様になるべく仲間に手伝ってもらうようにして、
楽しいツーリング中に余計なトラブルを起こさない方が集団行動では無難。

・排気量が大きい分エンジンブレーキも強力なのでシフトダウンした祭のクラッチミートは、特に慎重にした方がよい。

・ハーレーでコーナリング中に自分がどこまで倒せるか、どのくらいのスピードまでならコーナーを曲がりきれるのかを確認する方法としての一つの案として、上りのコーナーがある道で確認すると確認しやすいと感じました。

ハーレーは車重が重たい分上り坂は予想以上に減速するので、それを利用してアクセルだけでスピード調整と倒しこみのバンク角の感覚を身につけると自分のハーレーの限界を探りやすく心に余裕がでるのではと思います。


□参考(コケるシーンの動画)

ハーレーが高速の直線でコケるシーン
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教官が教える「転倒そして一回転」
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GSX400がスラローム中に曲がろうとしない方向へ突然コケるシーン
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女性ライダーがコーナーリング中の一瞬のビビリブレーキでタイヤがロックしてコケるシーン
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モンスターバイクのパワーでスピンしてコケる
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