今日のBe Happy!789「Be Natural!」でご紹介した

『ALBUM EXPO NIPPON』

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昨年・おととしと開催された「ALBUM EXPO OSAKA」では
写真をプリントすること、アルバムを作る大切さを
写真家や著名人がメッセージを発信していくイベントでした。

今年は、東日本大震災が起こり
被災地では、壊れた家や津波の後から
アルバムを見つけ出そうとする人たちの姿があり、

“改めて写真を残すこと” “アルバムの力を確かめる”イベントとして
「ALBUM EXPO NIPPON」が開催されることになったそうです。



会場はHEP Hallで大きいと言えませんが
込められている想いはとっても大きいです。



写真家の浅田政志さんが“家族写真”と“アルバム”をキーワードに
被災地を巡った記録を展示している「アルバムのチカラ」展では、

被災地で見つかった写真を洗浄し
持ち主に返そうとされているボランティアを取材されていたり、

被災地の観光地やお店を再開されたお母さんにインタビューされ
浅田さんの想いがつづられています。


とても印象的だったのが…

被災された方が探していたアルバムを見つけられたとき、

“印鑑や通帳も大事だけれど、
 思い出の写真を探している人の方が多いんだよ”

…と言われたそうです。


それを受けて浅田さんが
「写真をプリントしなくなった僕たちの暮らしについて考えます」と
コメントされていました。

何もなくなったとき、必要なものは何か?
アルバムの持つ力と人とのつながりの大切さを改めて感じた瞬間でした。


被災地では見つかった写真を今後どうするのか?
課題になっているそうです。

持ち主の見つからない写真の行方…

今日初めて気づいたことでした。



アルバムに写真を残すことは、その時の思いや願いを込めながら整理すること

アルバムの写真を見返すことは、
これまでの自分をつくってきたものを振り返ることが出来るものだと感じました。


私にとって、素直に感動するイベントでした。


少しでもたくさんの人が「ALBUM EXPO NIPPON」へ
足を運んでもらえますように…。


HEP hall HP ⇒ http://www.hephall.com/12760/


入場無料
8/21(日)まで開催されています。