"ニューヨークのため息"ヘレン・メリルの専属ピアニストでもあるTed・Rozenthal(p)のアルバム。
長年伴奏をつとめているだけあり、彼女のレパートリーは勿論、その歌心や音楽性、間も熟知してる自身のピアノでそれをどう表現するかがとても興味深く、ジョージ・ムラーツ(b)、アル・フォスター(ds)との絶妙なトリオ・プレイも聴き所。
クリフォード・ブラウンとの共演で知られる名曲「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」を筆頭に、彼の持つロマンティックな雰囲気と、美しいピアノ・タッチが鮮やかに引き出された傑作。
