縁 | トムのブルース

トムのブルース

NO FUTUREな飼い主と、敏捷性に欠けているアビシニアン“トム”のブルース。トムさんは旅立ってしまったけれどブルースは鳴り続ける。

先日動物病院から仔猫が産まれたのでいつでも見に来てくださいと連絡があったので、
今日早速どんな感じの子たちが産まれたのか様子を見に行ってきた。
さらに半月後にまた数匹産まれるそうな。








茶トラが産まれて間もない、まだ目も完全に開いてないような子たち。
耳が垂れていてマンチカンとかスコティッシュフォールドが入ってそうな見た目でTHE 仔猫の可愛いさを持っている。
もう1匹三毛がいたが、お母さんが怒って手放さなかったらしく今回はチラッとしか見れなかった。

そしてこのサビ猫。
この子はトムさんが旅立った後に、僕が動物病院にたらふく最中をもってご挨拶に行った時にちょうど連れ込まれていた4匹のうちの1匹。
他の3匹はすでに引き取られたらしい。
たしかに美形揃いだったからすぐにもらい手は現れると思ってた。
サビ猫も一部の人には人気だからこの子もすぐもらい手が見つかるだろう。



しかしご覧の通りほんの少し遊んだだけでべったり懐いてしまった。
こんなに懐かれてしまったらもうわかりますよね?



実際まだ喪失感は全然消えてなくて、トムさんの動画を観ればつらくて涙が出る。
ほんとに今日は様子を見に行くだけのつもりで、可愛い仔猫を見て少しでも気分転換になればいいくらいの気持ちだった。

しかしこの懐かれ具合。
トムさんと同じ5月生まれ。
ちょうどご挨拶に行ったタイミングで連れて来られてた。
かわいい。
これもトムさんが繋いでくれた縁。



そういうわけで、トムさんが旅立ってまだ一月も経ってないけれど、この子を来週お迎えする事になりました。
ほんとは男の子がいいなとは思っていたんだけれど、そんなのもどうでも良くなってしまって。

来週から1週間のトライアルをしてルルちゃんとの相性次第ではあるけど、
ルルちゃんなら大丈夫という漠然とした安心感がある。

来週迎えに来るねと言って別れようとしたらやたらと鳴いてて、すでに後ろ髪を引かれる思い。



ちなみにこちらの動物病院では、最初の検査費用も取らず、
里親になるとワクチンや避妊、去勢手術が里親価格で1/3程度の費用でしてもらえるそう。
だからと言うわけではないけれど、もし半月後に産まれる仔猫の中にまた何かを感じる男の子がいたら、その子も迎え入れたいと思っている。
3匹までならいける。