雲が薄く覆っている空の
ずっと下のほうにわたしは立って
常緑樹と枯れたような木と茶色の芝の上で
いくつか輝いている星を見上げる

心の片隅にはいくつかの顔が浮かび
会う日をいつにするかをどこかで考える

一本の小さな木の枝を触ると
その枯れた葉が散るけれど、彼は今のときにあわせて
すべての葉を枯らしているだけだとわかる

それから思ったよりは空気が冷えてきたと思う


どこかで一枚の枯葉が散る音がした

どこかを確かめることは出来ない

それは、秒針が時を刻むのに似ている

風が少し吹いたかもしれない、微かにわからないほどに、

それでも、見えないほど、わからないほど少しづつ
散る時間へ時を進めていた枯葉が、
そのときを迎えた

それは、時を刻む音