こころがどこかに留まっているときには、
あることが違う世界のものに見える。
そのことと、留まっている平面にたいして、対象なところからの光に
こころは震えるものだ。
ただそれはひとつの世界の一部でしかない。

けれど、そうではなくて、
わたしの中の十二宮と周辺の破片にその名前があるというのに。
そのひとつひとつはよく知った世界(ただし、表に出す機会は少ないが)、
そしてひとつひとつが気楽にわたしのさざまざまな部屋でひじをつく、
思い思いの姿勢で。

それなのに、無数の平面の束であるこの普通の事柄と
かすかに、しかし鋭く、違う、

どこにも境目はなく、そして日常の中で踊る、普通の言葉で。