蒲島郁夫 熊本県知事
知事就任後、約束であった半年感の熟慮期間を経て
2008年9月議会で 彼は川辺川ダム計画の白紙撤回を表明する。
一度走り出したら、絶対に後戻りすることがない公共工事の掟
ここに一石を投じた 蒲島郁夫とは いったいどんな人物なのだろうか。
彼の自筆の書から そのプロフィールを紹介する。
熊本市の北に位置する山鹿市の田舎
敗戦で満州からの引き上げ組だった家庭に
1947年 7人兄弟の末っ子として彼は生まれる。
満足に米も食えず、靴も買えない極貧家庭で育ち
当然のように落ちこぼれとなっていく。
鉄くず拾い、新聞配達で生計の足しとし、
晦日の借金取りには電気の消えた部屋で息を殺し居留守で耐える。
高校をサボり、一本松の下で読書する学生時代
そんな彼の夢は小説家、政治家、牧場経営のいずれかになることであった
やがて就職するも一週間で辞め、農協の職員にすべりこむ
学生の頃から、何をやっても長続きしない そんな繰り返し。
その頃、新聞で偶然見つけた 派米農業研修生募集の記事
現実逃避、渡米、牧場経営の夢の実現 さまざまな思いが交錯し応募の決断をする。
必死の勉強、そして試験。
彼の運命の歯車がまわり始めた。
次回へ続きます・・・![]()
