ふと気がつくと、あの男のことを考えている・・


声が聞きたい・・


また、あのサークルに行けば、あの嫌な女がいる。


必ず、嫌なことを言ってくる。


行かなければそれですむ・・


でも、行かなければ会えない。


電話。


電話してみよう・・


何を話す?


英語、教えてください・・


突然・・おかしいと思われるかもしれない・・


それでもいい。


声を聞いていたい

気がつくと、いつも、あの男の人のことを考えている・・


英語の勉強をしなくては・・あの、嫌な女を見返さなければ・・


そう思って、買ってきた問題集をといてみたり、CDを聞いてみたり・・


気がつくと、あの男の人の声が聞こえてくる・・


毎晩のように、夢を見る・・


静かな、田舎道をあの男の人と私が歩いている・・

温泉がある町のようで、あちらこちらから、湯煙が上がっている・・


人通りの少ない道を、また、手をしっかりつないで歩いている・・



目が覚めると、何ともいえない、暖かい羽毛の中で包まれていたかのような感触が残っている・・


夢なのに・・


あの人を感じる・・


数日が過ぎたあるひ・・


メールを開くと、あの男の人からメールが届いていました。



メールありがとう。


あなたは、確かに、英語はまだ上手に話せないかもしれませんが、私のお見受けしたところ、

基礎をもう少し固めれば、すぐに上達できる素質がありますよ、あなたには・・


おせっかいかもしれませんが、諦めないで、勉強を続ければあなたならすぐに、あのサークルの人たちのレベルまで追いつきますよ。


私でできることがあれば、また、ご遠慮なくお申し出ください。


では、またお会いできるの、楽しみにしています。



ほんの少ししか話してないのに、どうして私のこと、こんなに気にかけてくれるんだろう?


この人と、話がもっとしてみたい・・


声が聞きたい