今日、超合金魂の大鉄人17が発売されました。
大鉄人17の超合金は放送当時に一度、2000年辺りに二度、そして今回が三度目です。
2000年の時は普通の超合金として電動ギミック搭載で発売されましたが、今回は超合金魂としてより完成度・再現度を高くしての販売です。
大鉄人ワンセブンは、1977年に毎日放送・TBS系列で金曜19時に放送された作品で、巨大ロボットが主役なのは東映の作品としてはジャイアントロボ以来です。
佐原博士が開発した人工知能「ブレイン」が、自身を強奪したハスラー教授の策略によって自我と、内蔵したオートダイオード・ワンセブンにより完全自衛システムを保有するようになり、「人類が地球にとって邪魔な存在」と言う答えを導き出し、地球環境の保全の為に人類を排除させるべく幾多のブレインロボットを作り上げ世界征服を開始。
これに対抗するためにレッドマフラー隊が結成され、ブレイン率いるブレイン党と戦います。
大鉄人ワンセブンはワンセブン・レッドマフラー隊VSブレイン党の戦いを描いた作品で、当時はミリタリー色を強めたハードな展開でしたが、視聴率に苦戦した為に中盤からは低年齢層向けにコミカルに展開されました。
また、番組の終わりに「ワンセブンものしりコーナー」が設けられ、これも大変好評でした。
なお、再放送やDVDにはこのコーナーは収録されていません。
本放送当時、超合金のワンセブンは爆発的なヒットを記録し、テレビ放送共に人気を博しました。
実際、ワンセブン本編自体も放送終了後に何度も再放送されるほど支持されていました。
また、大鉄人17の成功が東映版スパイダーマンのレオパルドンの誕生のきっかけにもなったと聞きますので、放送から45年経ちましたが、この番組は東映作品に新たな歴史を生んだと言っても過言ではないと思います。
そんなワンセブンの超合金魂ですが、リニューアルされても完全変形は健在で、今回は当時よりもより再現度が高くなっています。
まずは飛行ワンセブン。
要塞ワンセブンの状態から、背中のカタパルトを尾翼として逆V字に90度展開した飛行形態。で、当たりを得意とするほか、撤退時に敵のレーダーの追跡から逃れる為に撹乱兵器であるチャフを撒く事があります。
要塞ワンセブン。
ワンセブンの通常待機時の状態。90度に腕と脚を折り畳んでうずくまったような形態で待機しています。体内の工場はこの状態で活動し、グラビトンのエネルギーである重力子の蓄積や背部のカタパルトからのシグコンマシンの発進を行います。
グラビトンを発射した後は、エネルギーを蓄える為に少なくとも15時間はこの状態で居なければいけないという弱点もあり、一度ブレインに付け狙われた事もありました。
背中のカタパルトからはシグコンジェット(上)とサブマシン(飛行状態)を発進。
両足のハッチからはサブマシン(写真左)とシグコンジェット(写真右)を発進させます。
それではいよいよ戦闘ワンセブンへと変形させたいと思います。
戦闘ワンセブン。
ブレインが17番目に制作したロボットで、唯一自我を持ったロボットであります。
ブレインの世界征服に対し、ワンセブンは自身の判断で「ノー」と答えを導き出した為にブレインによって封印されていましたが、偶然洞窟を訪れた南三郎少年と出会い、それによって再び目覚めたワンセブンはブレインに反旗を翻して人類の味方となりました。
また、生産能力も持ち、体内に具えた工場に常駐する内蔵小型作業用ロボット「ロボター」を使い、大抵の損傷や故障なら自分で直せるほか、自己改良を行って性能向上を図る事も可能。
作中での会話能力の獲得やグラビトン発射のインターバル短縮なども自身の改良によるもの。
サブマシンなどのメカもこの生産能力で製造されたものであります。
意思の疎通には当初、ワンセブンが体内で製造した特殊な脳波ヘルメットが必要で、このヘルメットは三郎にしか使えず、その上ワンセブンは通常虹色に輝く両眼のスクリーンの色を変えたり、アイパターンによる「イエス」「ノー」以外の意思表示は出来ませんでした。(当初は「ウオーン」という応答音とともに青く発光させれば「イエス」、赤で「ノー」で意思表示をしていました)。
中盤から自身を改良して人間の言葉で普通に会話出来るようになり、三郎以外の人間とも意思の疎通が可能になりました。
ワンセブンは自我を持つロボットであるため、普段はどこにいて何をしているかは三郎にも把握出来ないらしく、普段は要塞ワンセブンの状態でとある山中の洞穴内で待機しています。
劇中では突如現われ、ブレインロボットを倒すとどこかへと立ち去って行きます。
ワンセブンの名前の由来は体内に使用している「オートダイオード・ワンセブン」。また17という数字は、鉄人28号へのオマージュらしく、28から十の位と一の位を1ずつ減らした」と言われています。
今回の超合金魂のワンセブンは、変形後のプロポーションも劇中さながらで、全体的なバランスも安定しています。
変形後も崩れないので、プロポーションは満点ですね。
可動は完全変形を重視している為に可動範囲は少ないですが、ワンセブンらしいポージングは可能となっています。
開き手も付属しているので、OPの三郎を乗せるシーンも再現出来ます。
グラビトンを再現させるグラビトンユニット。これをセットする事により、グラビトンを再現出来ます。
グラビトンユニットにjは音声・発光ギミックが搭載されており、左のAボタンでグラビトン発射、右のBボタンで応答音・セリフが鳴ります。
また、AとBの同時押しでモード切替が可能で、Aモードは放送当初モード、Bモードはワンエイト激闘モードになります。
Aモード放送当初モードは、グラビトン発射もセリフも放送当初のワンセブンが忠実に再現されています。
Bモードのワンエイト激闘モードはグラビトンもセリフもワンエイト専用になり、会話が可能になったワンセブンのモードとなっています。
ワンセブンもちゃんと喋ります。
また、AとBの同時押しを繰り返すと、1回だけ特殊台詞が鳴りますが、それは購入のお楽しみで。
ワンセブンの声ですが、当時声とナレーターを担当されていた小林恭治さんが既に亡くなられている為、今回の超合金魂は一体誰が担当されているのか分かりません。
小林さんの声をバンク使用しているのか、仮面ライダーフォーゼの劇場版に登場した「VXⅡ(ワンセブンをモチーフにしたキャラ)」の声を担当された磯部勉さんが担当されているのでしょうか?
目の発光も数パターンあるので、今回の超合金魂のワンセブンの再現度は非常に高いです。
正に究極のワンセブンの玩具ですね。
「グラビトーン!!」
ブレインロボットを粉砕だ!!
なお、グラビトン攻撃をインスタで先行公開しておりますので、グラビトン攻撃を観たい方はインスタにログインして当インスタグラムにアクセスして下さい。
45年の時を経て、遂に超合金魂のワンセブンが発売されましたが、今回のワンセブンは満点以上の完成度・再現度でした。
これは本当にファンの方は買った方が良いですね。変形だけでなくワンセブンの目の発光やグラビトンも当時を再現しているので、とことん凝っています。
値段は19,800円ですが、これはお値段以上です。
更に、ウェブ限定で弟のワンエイトの発売も決定しているので、これを買えばワンエイト激闘モードが完全に再現出来ます。
どうせなら、無可動でも良いのでハーケンキラーも出して欲しいですね。
これを機に特撮系の超合金魂もどんどん出して欲しいですね。今度は一体何が登場するのか楽しみです。
*今回は超合金魂の発売を記念して、大鉄人ワンセブンのOP「オー!!大鉄人17」を特別に共有させていただきます。
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