日本の食糧自給率はわずか40%しかないとよく言われています。

では、日本のエネルギー自給率はどのくらいかご存知でしょうか?



実はわずか4%しかありません。



日本には石油や石炭、天然ガスなどがなく、エネルギーのほとんどを
輸入に頼っています。

自給できているのは水力だけです。


そのため、日本では輸入エネルギーを大切に使おうと、
エネルギー効率を高める技術開発が行われてきました。


でも、ふと思うことがあります。

もし、輸入に頼らずにエネルギーを作り出す技術開発を
もっとすすめたら、今頃どうなっていたのだろうかと。


石油や石炭、天然ガスには及ばなくても、私たちの身の回りには
多くのエネルギーがあります。


本当にあるんですよ。

水力、風力、太陽光、太陽熱、薪、バイオガス、温泉、、、、

などなどです。



江戸時代は薪や菜種油、馬や牛がエネルギー源でした。

小さな力で大きなものを動かすような機械もありました。

オランダでは水力を利用して粉をひいていました。


中国やアジアの農村では、家畜の豚の糞尿から発生するメタンガス
をガスコンロに引いて、調理に使っているところもあります。

太陽光や太陽熱をエネルギー源にしている方もいるでしょう。


石油や石炭がないところや時代には、身近なエネルギー源を
うまく利用して生活にとりいれていたのです。


私たちには身近なエネルギー源があるのに、それを使う知恵を
どこかに置き忘れてしまっただけなのです。

エネルギーは誰かから買うものだと思っていませんか?


そこで、今回のチャレンジは「身近なエネルギーを探そう」です。


あなたの生活のエネルギー自給率はどのくらいでしょう?

身近なエネルギーを探して、暮らしに取り入れてはいかがですか?

http://ecokentei.green-nippon.com/


人類が農業を始めたのは1万年前といわれています。日本では
 2千年前です。

 人類が誕生したのは約20万年前ですから、19万年間人類は
 どうやって食べて生きてきたのでしょうか。

 狩猟採集です。

 この狩猟採集時代、実は、人類は比較的豊かな生活をしてきたと
 言われています。

 自然を崇め、動物との良好な関係を気づき、栄養価の高い食料を
 食べることで、健康で、長時間の余暇があり、長生きしたそうです。

 獲物を多くとりすぎることは、自然からのしっぺ返しを食らう
 ことになるため、必要なだけ「いのち」を頂く。

 このような人たちは、親切で寛容で、思いやりがあり、誠実で
 あったのではないかといわれています。

 事実現在少数生き残っているイヌイットやアボリジニなどの
 狩猟採集のライフスタイルの生きかたにそれが現れています。


 狩猟採集民は、自然と共生していたのです。


 ところが、農業というライフスタイルが現れました。


 木を切り、開墾し、稲の種を植え、収穫するというスタイルです。


 なぜ、豊かな狩猟採集から農業に移行し始めたのかは、
 よくわかりません。


 狩猟採集が行き過ぎて、飢えが始まったのかもしれませんし、
 前から農業をしたかったのだけれども、道具が無かったところに、
 青銅器がやってきたことで、できるようになったからかもしれません。


 ひょっとしたら、農業をやり始めた人のスタイルが格好よく
 写って、我先にとブームになったのかもしれません。

 農業には土地が必要です。

 農業をやり始めた人が、どんどん土地を奪い始め、狩猟採集民の
 大切な自然を奪い始めたために、狩猟採集ができなくなったことで
 農業へのシフトが加速したのかもしれません。


 農業とは、木を切り、根を取り除き、石を取り除き、土地を開墾する
 ことから始まります。

 収穫量を維持するためには、土に種を植えたあと、水を与え、
 虫や動物の侵入を防ぎ、雑草を引き抜きつづけなければいけません。

 家族を養うためには、収穫量を増やす必要があり、そのためには
 土地をもっと必要とします。

 土地を開墾し、水をやり、虫や動物の侵入を防ぎ、雑草を引き抜く
 ためには、人手が必要になります。


 狩猟採集時代には希薄だった人と人との関係は濃くなり、
 ムラや組織を必要とし始めます。


 組織の力を強くするために、リーダーが現れ、リーダーは富と
 地位を得ようとするために、さらに土地を必要とします。


 集団は大きくなり、土地の奪い合いが始まり、戦いがおこります。


 こうやってみていくと、農業の歴史は自然と共生した歴史ではなく、
 そのほとんどが自然に対抗し、自然を破壊し、征服していく歴史
 であったように見えてきます。http://www.oasis-water.net/





「世界で最も幸せの国」という調査がなされたことがあります。

国民の健康、平和、貧困の少なさ、福祉などの面で、

もっとも幸福な国に選ばれたのは



【デンマーク】です。



環境面でも風力発電が全電力の2割を超えている優等生です。


この国のひとつの特徴は、自転車天国であるということです。


狭い国土、平坦な土地という地の利、自動車税を高くした
税制などがあり、自転車中心のまちづくりが行われています。


レンタサイクルが普及し、公共交通機関への自転車乗り入れが可能であり、

町には多くの駐輪場が準備され、自転車道も充実しています。


エコ天国のようなこの国に見習って、私たちも少しでも自転車生活にシフトしてい
きたいですね。


当然、日本はデンマークと違い、自動車中心の道路があり、

駐輪場は少なく、

電車やバスへの乗り入れが非常に難しい状況です。


でも、それを変えていくのは私たち自身ではないでしょうか?



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日本は低炭素社会への転換の方法として、自然エネルギーの発電量を増やした
り、新技術を開発することや、次世代自動車に移行していくことなどが目標となっ
ています。

ところがその日本の戦略に最も欠けているのが、バックキャスティングという考え
方です。

バックキャスティングとは簡単に言えば、「あるべき姿」を明確にして、それに向
かうロードマップを描くことです。


目標を決めて、それに向かっていくことは同じなのですが、その目標をAS-IS(現
在)の問題を解決しようとするか、TO-BE(なりたい姿)を描いて、それに向かってい
くかの違いです。


日本では2050年にどういう都市が必要なのか、どういう暮らしっぷりになっている
のかまだ明確になっていません。

ところがすでに世界では「あるべき都市」が計画され、作られ始めています。

その中でも特筆すべきものの一つが「マスダール・シティ」です。


マスダール・シティはUAE(アラブ首長国連邦)に計画され、年初から建設が開始さ
れ始めています。

マスダール・シティはゼロ・カーボン・エミッション、つまり二酸化炭素排出がゼ
ロとなることを目標として計画されています。


二酸化炭素の排出をゼロにするために、
(1)自動車の無い都市
(2)自然エネルギーを最大限利用
(3)ごみの完全リサイクル
(4)廃熱利用
(5)水の循環利用

などの特徴があります。

マスダール・シティはアブダビの郊外、およそ6.5km2のエリアに5万人が住
む都市として計画されています。

まず自動車の無い都市とするために、人口密度の高い住宅構造とし、どの家からも
半径200m以内に公共交通手段の駅を用意しています。

公共交通には電動自動車や長距離移動用のLRT(Light Rail Transit)が準備さ
れ、道路は実質的に歩行者のものとなるようです。

さらに電動外部からの自動車の乗り入れも禁止し、まちの入り口にビジター用の
パーキングが準備されています。


砂漠地域の建設ですから、灼熱の大地とどう共生するかと言うことが問題です
が、エネルギー源には潤沢な太陽光発電や風力発電をつかい、都市の郊外のプラン
テーションで作られるバイオ燃料、太陽熱を集熱して得られるお湯、廃棄ごみの燃
焼で得られる熱を再利用し、さらに、地熱ヒートポンプによって、地下の冷気が冷
房に使われます。

風の通り道についても考えられており、海からの冷気を取り込み、砂漠からの熱風
を遮るように方向や住宅が設計されています。

まさに、地球環境へのストレスを小さくし、持続可能な都市として私たちが将来目
指すべき都市像を作り上げようとしているのです。

「あるべき姿」を描けない日本は、マスダール・シティに学ぶべき
 ことが多いと、私は思います。


 【参考】
  Masdar Initiative
   http://www.eco4u.jp/url/masdar_initiative/

  Masdar Initiative - Worlds First 100% Carbon Free Community
   http://www.eco4u.jp/url/carbon_free_masdar/

http://www.oasis-water.net/





私たちは長く使われた「モノ」に対して、価値を見出すことができます。

骨董市場では古ぼけた商品に高値が付くことがそれを物語っています。

身の回りに今後大切に使おうという商品が揃っていますか?


安くて便利だけれど、すぐに飽きて

ゴミと化すモノに囲まれる暮らしは、

暮らしの価値を下げてしまいます。


こだわり、

愛着を持って使い、

今後もし壊れても絶対に修理して使い続ける、


そういう商品に囲まれて暮らしたいですね。

http://ecokentei.green-nippon.com/


NHKで「石油1億6千万年の旅」という番組が放映されていました。

今日はこの内容の中からお話します。

http://www.eco4u.jp/url/oil-journey1/

石油ができるには、いくつかの条件がそろっている必要がありました。

それは、海、植物プランクトン、地下の圧力、温度、そして周りの岩石の構造で
す。

中でも、植物プランクトンの死骸が堆積してできる黒色頁岩と、貯留岩、キャップ
ロックといわれる帽岩、そして背斜といわれる構造があると、黒色頁岩の中の炭素
が分解されて、それを高圧力で覆いつづけることで石油が生成されるのです。

この構造が最も広範囲にあったのが中東地域です。


○石油が生成されたプロセス
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石油は次の長いプロセスを経て、生成されたといわれています。

(1)火山の噴火によるCO2と硫黄酸化物(SOx)の大量排出



(2)大気中のCO2濃度が高まり、温暖化



(3)海水温が上昇し、大量の冷水と酸素を送る海流が停止



(4)海水温上昇による水分蒸発



(5)水分蒸発とSOx による酸性雨が地上に大量に降る



(6)地上の栄養分が大量に海へと流される



(7)海面では、栄養分と水温上昇で植物プランクトンが大量発生



(8)海流停止による酸素欠乏で、植物プランクトンが死滅



(9)植物プランクトンの死骸が海底に堆積



(10)長い時間かけて石油が生成


石油の生成は植物プランクトンの死骸から生まれたのですが、では、なぜ植物プラ
ンクトンが大量に死滅したのか。

そこには、火山の噴火から始まる、壮大なストーリーがあったのです。

そして、このプロセスは最後にもう一つ「あること」を引き起こします。



火山が噴火して大量に撒き散らされた【炭素】はどこへいったのか?


植物プランクトンは光合成で、大気中のCO2を吸い、体内にとりこみました。

そして、そのまま海中に堆積し、石油になったのです。

大気中のCO2濃度は下がり、温暖化は収まりました。




(11)温暖化が収束し、大気温が低下した

となります。

ここが重要ですので、繰り返すと、【石油が生まれたために、温暖化が収束し
た】ということなのです。



1億6千万年も前に、温暖化を引き起こしたCO2を吸収し、固定化させたのが石油で
す。

石油は温暖化を収束させました。

しかし、それから1億6千万年後、その石油を掘り出し、そして掘りつくそうとし
ているのが、私たちです。


地球は人間のことなどつゆ知らず、温暖化に向かっています。

このままいけば、1億6千万年前に火山が引き起こした状態を人間が作り出し、そ
して、そのために人間にとって非常に苦しい世界となるのかもしれません。


私たちはもう少し、歴史に学ぶべきではないでしょうか。
http://www.oasis-water.net/