住宅のエネルギー消費の大きな割合を占める暖房。

 暖房をどういうエネルギーを利用して、どうやって手に入れるかということがエ
コハウスには重要な要素です。

 もちろん最大限に太陽熱や地熱などの自然エネルギーを利用すべきです。


 「創エネハウス」では、太陽熱空調システムが採用されています。

 太陽熱空調システムで有名なのは「OMソーラーシステム」。

 昼間に屋根下を流れる空気に太陽熱を取り入れて、暖気を作り、住宅の中央を通
るエアーダクトを通して、地下の蓄熱材を暖めます。

 蓄熱材から出る温風を住宅内に行き渡らせることで、自然な暖房が可能になりま
す。

 「創エネハウス」では、温風をうまく行き渡らせるために、各部屋の壁はグレー
チングといって格子状に穴の開いた素材が使われています。


 断熱構造や断熱ガラスで住宅全体を覆い、さらに太陽熱空調システムを使うこと
で、自然のエネルギーを最大限に生かすしくみとなっています。

 これだけで足りない暖房については、温水式/電気式の床暖房が採用されていま
す。


 床暖房は、足元を暖めることで、身体が温まりやすく、輻射熱を下から幅広く送
ることで、冷気の流れができにくく、暖かさをより感じやすい効果があります。


 「創エネハウス」ではスキップフロアといって、各部屋の床が少しずつ階段状に
ずらして配置していますので、キッチンやリビングなどで発生した熱を各部屋にう
まく伝えていける工夫がなされています。

http://ecokentei.green-nippon.com/


私たちの食料のうち国産の割合(カロリーベース)を示す「食料自給率」は1960年代
には8割近くだったのですが、その後減少の一途をたどって
います。

なんと現在の食料自給率は、約40%。

日本の食料の6割以上は海外からの輸入に頼っているのです。

特に自給率が低いのは「とうもろこし」「大豆」「大麦」「小麦」など価格が重要
視される飼料用です。

国産の豚や牛であっても、その飼料はほとんどが輸入に頼っています。


輸入に頼るということは、食料が長い距離を旅していますから、輸送時にトラック
だけでなく、船や飛行機を使います。

この輸送距離が長ければ長いほど環境負荷が高まってしまいます。

そこで、輸入相手国からの輸入量と距離を乗じたものを、フードマイレージとし
て、環境負荷の指標としています。

日本の食品別のフードマイレージについては、「大地を守る会」の「フードマイ
レージキャンペーン」HPにて、わかりやすくまとめられています。

フードマイレージキャ
ンペーン http://www.food-mileage.com/


2001年の食料輸入について、農林水産省でフードマイレージの調査がなされていま
す。

これによると、日本のフードマイレージは9,000億トン・キロメートル。

2位の韓国は3,000億トン・キロメートルですから、ダントツの世界一です。まった
く自慢できるものではありませんが。。

内容を見ると米国やオーストラリアから大量の穀物を輸入しており、その量と距離
で他の国を凌駕しています。これが、フードマイレージを世界最長にしている理由
です。


ただし、フードマイレージは、あくまで「量と距離の掛け算」です。

船舶より飛行機を使ったほうが環境負荷は高いですが、このことは考慮されていま
せん。

また、最近の報告では、国産小麦の方が輸入小麦より環境負荷が大きいとされてい
ます。

国産の場合小麦の乾燥に大量の重油が使われているため、この負荷が、輸送の負荷
を超えてしまうのです。

http://www.oasis-water.net/