環境省は昨年度から「エコアクションポイント」という名前で、
省エネ商品やサービス、エコ活動に対してポイントを付与して、
低炭素生活を推進するための制度を開始しています。

http://www.eco-action-point.go.jp/

行政がポイント原資(ポイント交換の費用)を継続的に負担するには、
限界があるとして、民間企業の商品やサービスの普及にポイント制度を
利用し、普及を狙ったものです。

この制度ではポイント原資は民間が負担することになっています。


本年度から、この「エコアクションポイント」制度は始まり、全国型
として、電通、JCBなど、その他地域でも事業が展開され始めています。

「エコアクションポイント」では、ポイント原資の負担は企業ですから
さまざまな商品やサービスにポイントが付与されています。


非常にややこしいのですが、この「エコアクションポイント」事業と
今回の「エコポイント」事業は全く別物です。


例えば、家電量販店のコジマはJCBのエコアクションポイント事業で、
電球型蛍光灯を購入すると、ポイントがもらえる制度があります。

さらに、コジマ独自のポイント制度もあり、特に省エネ家電について
は、ポイント付与率が高くなっています。


利用者にとっては、ややこしいように思えますが、複数の形で省エネ
家電購入に対する多くの「後押し」がなされていますので、
うまく活用することで、お徳度合いを高めることができるでしょう。


「エコポイント」は多分に消費刺激の要素の大きい、今年度限りの制度
ですが、「エコアクションポイント」は継続性のある制度となりそう
です。


私たちは、情報をしっかり見定めて、正しい判断をして、うまく制度を
利用する必要があります。

http://ecokentei.green-nippon.com/


減らせなかったCO2量を埋め合わせするには、どこかで減ったCO2、あるいは
減らす予定のCO2と相殺することになります。

 「どこかで減ったCO2、あるいは減らす予定のCO2」というものは、具体的
には、次のようなものです。

 1.森林を育てることでこれから吸収するCO2

 2.火力から太陽光や風力発電に変えることで減るCO2

 3.省エネ活動によって減るCO2


 ただ、同じCO2の削減でも、削減する場所や、削減を認証する方法によっ
て、さまざまなオフセット商品があり、よく知る必要
 があります。



 ○ カーボンオフセップログラムトの種類
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 3つの削減方法から得られるオフセットプログラム(排出権)は、それぞれ、次の
点で分類されていきます。

 支払うお金がどういう経緯の排出権で、どうやって使われるのか、よく知る必要
があります。


 A)海外で削減されたのか、国内で削減されたのか

 B)京都議定書で国連により認定された方法かどうか

 C)オフセットしたもの(排出権)が償却されるか、取り消されるか


 C)の償却、取消の話は、B)の京都議定書認定かどうかに依存しています。


 A)海外で削減されたのか、国内で削減されたのか
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 植林の場合、東南アジアやモンゴルなどの植林を助けるのか、国内の植林や間伐
を助けるのかという選択があります。

 省エネプロジェクトや自然エネルギーの普及も国内で実施されるのか、海外で実
施されるのかという違いがあります。


 B)京都議定書で国連により認定された方法かどうか
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 京都議定書で国連から認証されている排出権とは、先進国が途上国に対して行う
自然エネルギーの普及や省エネプロジェクト(CDMという)から生み出されたもので
す。CERといわれます。

 CERは海外産の排出権ですが、日本の排出削減とみなすことができるという特
徴があります。

 国連に認定されていない省エネ、自然エネルギー普及プロジェクトからの排出権
もあり、VERという名前で取引されています。

 国内の自然エネルギー普及では排出権といわず、グリーン電力証書として取り扱
われています。


 C)オフセットしたもの(排出権)が償却されるか、取り消されるか
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 B)でご説明したように、CERの排出権を購入したときには、日本が世界に約束
した6%CO2削減の枠に入れることができます。

 枠に入れることを「償却」といい、入れないことを「取消」といいます。名前の
意味は説明がややこしいので省きます。


 日本は現状でも削減が厳しい状況ですので、たとえばあなたが10トン分を日本
の削減に役立てたいのなら、「償却」される
 オフセットプログラムを選択してください。

 ただ、日本政府も企業も削減に苦しんでいますが、なんとか削減に向けて技術革
新や、努力を続けています。
 たとえば100トン削減に向けて努力している企業に、もしあなたが100トン
をあげたとしたら、その企業は100トンを削減する努力を続けるでしょうか?
 省エネ技術の革新や自然エネルギーの普及のスピードが衰えると思うのであれ
ば、「取消」されるオフセットプログラムを選んでください。



 1)植林、2)自然エネルギー普及、3)省エネ のそれぞれに対して、A)国
内か海外か、B)国連認証か否か、C)償却か取消かなどを分類すると、多くの種
類に分けられますが、実際には存在しなかったり、個人向けには提供されていな
かったりしますので、個人が購入できる種類となると、次の9つになります。

 ・国内植林
 ・海外植林
 ・海外省エネプロジェクトCER(償却)
 ・海外省エネプロジェクトCER(取消)
 ・海外省エネプロジェクトVER
 ・海外自然エネルギー普及プロジェクトCER(償却)
 ・海外自然エネルギー普及プロジェクトCER(取消)
 ・海外自然エネルギー普及プロジェクトVER
 ・国内グリーン電力証書


 これらのどの商品があなたの希望にあっているのか、またその商品をどこのカー
ボンオフセットプロバイダーが取り扱っているのかを見極める必要があります。

 ややこしいですね。


http://www.oasis-water.net/