人類が農業を始めたのは1万年前といわれています。日本では2千年前です。

 人類が誕生したのは約20万年前ですから、19万年間人類はどうやって食べて
生きてきたのでしょうか。

 狩猟採集です。

 この狩猟採集時代、実は、人類は比較的豊かな生活をしてきたと言われていま
す。

 自然を崇め、動物との良好な関係を気づき、栄養価の高い食料を食べること
で、健康で、長時間の余暇があり、長生きしたそうです。

 獲物を多くとりすぎることは、自然からのしっぺ返しを食らうことになるた
め、必要なだけ「いのち」を頂く。

 このような人たちは、親切で寛容で、思いやりがあり、誠実であったのではない
かといわれています。

 事実現在少数生き残っているイヌイットやアボリジニなどの狩猟採集のライフス
タイルの生きかたにそれが現れています。


 狩猟採集民は、自然と共生していたのです。


 ところが、農業というライフスタイルが現れました。


 木を切り、開墾し、稲の種を植え、収穫するというスタイルです。


 なぜ、豊かな狩猟採集から農業に移行し始めたのかは、よくわかりません。


 狩猟採集が行き過ぎて、飢えが始まったのかもしれませんし、前から農業をした
かったのだけれども、道具が無かったところに、
 青銅器がやってきたことで、できるようになったからかもしれません。


 ひょっとしたら、農業をやり始めた人のスタイルが格好よく写って、我先にと
ブームになったのかもしれません。

 農業には土地が必要です。

 農業をやり始めた人が、どんどん土地を奪い始め、狩猟採集民の大切な自然を奪
い始めたために、狩猟採集ができなくなったことで農業へのシフトが加速したのか
もしれません。



http://ecokentei.green-nippon.com/


アル・ゴア氏の「不都合な真実」という映画についてお話したいと思います。


2007年1月この映画が日本で放映され、多くの人々に環境問題を考えるきっかけを与
えました。


この映画では数多くの科学者から出されたデータが引用されており、そのデータ
に、政治家ならではの惹きつける話術とCGや動画などを加えて、非常にわかりやす
く温暖化問題が解説されます。

最近放映されているニュースやTV番組では、簡潔にまとめられすぎてわかりにくい
部分もありますが、この映画は時間をたっぷりかけて教えてくれます。

映画というよりセミナーですね。

数字や図表、動画などを駆使したプレゼンテーションは非常にわかりやすく、千回
以上も世界中で講演して練りに練り上げられただけのことはあります。



ゴア氏は環境問題を感情面からも揺り動かします。

私が忘れられないゴア氏の言葉は「これはモラルの問題だ」という言葉です。何度
か出てきます。

左脳で考えると、ここはややこしくなります。

実はこの映画DVDを全国の学校に導入して広めようとした英国で、この映画は政治的
であり、科学的誤りがあると判断され、指導要綱付で配布されるということになり
ました。

この映画を政治的な題材としてしまうと本質が見えなくなります。

本質は、次のような感じです。

私たち人類は、このたった数十年で、人口を3倍にまで増やし、資源を採掘しす
ぎ、消費しすぎ、廃棄しすぎてしまった。

さらにこれから、人口は1.5倍になり、先進国だけで占有してきた資源をアジアの大
国が使い始め、当然のように先進国をまねて大量に消費し、廃棄しようとしてい
る。


このために地球は、あなたの50年後、あなたの子供や孫が生活する未来には、あな
たの子供や孫を含む動植物が住みにくい環境に変化するでしょう。


さあ、あなたならどうしますか?


子供たちが将来も生きられるようにするためには、あなたの今の便利な暮らしを変
えなければならないのです。

これは「不都合な真実」です。

この真実を受け止め、消費や廃棄の多い生活を変えても、さらに豊かな生活を創造
するか、あるいは、「真実」を不都合と切り捨てて、将来を捨てるかというモラル
の問題なのです。


ほとんどの映画はエンドロールが出ると、帰り始める人がでますが、この映画はエ
ンドロールで帰る人はいません。

エンドロールに、最後に背中を押す具体策が出てくるからです。
(I needwake up, I need change ・・・というBGMとともに)


私は体が震え、行動を始めました。http://www.oasis-water.net/