ヒートポンプの原理について、簡単にご説明します。


まず知っておくことは、2つです。

1)熱は温度の高いほうから低いほうに流れる

2)気体を圧縮すると温度が上がり、膨張させると温度が下がる


1)熱は温度の高いほうから低いほうに流れる

このことはご存知でしょう。冷たいジュースを暖かいところに放っておく
と、ジュースが徐々に温まります。

2)気体を圧縮すると温度が上がり、膨張させると温度が下がる

自転車のタイヤに空気入れで空気を入れ続けると、タイヤの中の空気の温度が上が
ります。(空気を入れている人の体温も上がりますが、これは関係ありませ
ん。。。)


ヒートポンプでは、「熱媒体」というもの(冷媒とも)を圧縮したり、膨張させた
りして、温度を上下させ、ヒートポンプの外気と熱のやり取りをします。

簡単な例をエアコン(暖房)で説明します。

暖房エアコンが使われるのは、冬です。

エアコンはご存知のように室内の送風機と室外機の2つからなり、それぞれがパイ
プでつながれています。

このパイプ中を「熱媒体」が流れています。




最初、外気温が10℃、部屋の中が15℃とすると、エアコンは次の順に動きます。

(1) 熱媒体を膨張させて外気より冷たくする

まずパイプの中の熱媒体を膨張させます。すると、熱媒体の温度が下がり、外気よ
り低くします。

(2) 室外機で大気の熱を受け取る

熱媒体は外気温より低いので、大気から熱が流れてきます。
熱媒体の温度があがります。

(3) 熱媒体を圧縮して高温にする

熱媒体を圧縮すると、媒体の温度が上がり、室内機に送り込まれます。

(4) 室内機から高温の風を送る

室内機(エアコン本体)では媒体の温度が室内の気温より高いので、熱は部屋の中に
送り込まれます。

このようにして、エアコンの中にある圧縮機(コンプレッサー)が、媒体の温度を上
げたり下げたりすることで、大気中の熱が取り込まれ、温風になってでてくるとい
うわけです。

ヒートポンプエアコンでは、電気ヒーターや電気カーペットのように電気の力で熱
は作っていません。

電気は圧縮機を動かしているだけですので、消費電力が非常に少なくて済むという
わけです。




財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターのホームページに詳しい
解説がありますので、詳細はそちらをご覧ください。
http://www.hptcj.or.jp/chikunetu_be/kouza/index.html

http://ecokentei.green-nippon.com/


減らせなかったCO2量を埋め合わせするには、どこかで減ったCO2、あるいは
減らす予定のCO2と相殺することになります。

 「どこかで減ったCO2、あるいは減らす予定のCO2」というものは、具体的
には、次のようなものです。

 1.森林を育てることでこれから吸収するCO2

 2.火力から太陽光や風力発電に変えることで減るCO2

 3.省エネ活動によって減るCO2


 ただ、同じCO2の削減でも、削減する場所や、削減を認証する方法によっ
て、さまざまなオフセット商品があり、よく知る必要
 があります。



 ○ カーボンオフセップログラムトの種類
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 3つの削減方法から得られるオフセットプログラム(排出権)は、それぞれ、次の
点で分類されていきます。

 支払うお金がどういう経緯の排出権で、どうやって使われるのか、よく知る必要
があります。


 A)海外で削減されたのか、国内で削減されたのか

 B)京都議定書で国連により認定された方法かどうか

 C)オフセットしたもの(排出権)が償却されるか、取り消されるか


 C)の償却、取消の話は、B)の京都議定書認定かどうかに依存しています。


 A)海外で削減されたのか、国内で削減されたのか
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 植林の場合、東南アジアやモンゴルなどの植林を助けるのか、国内の植林や間伐
を助けるのかという選択があります。

 省エネプロジェクトや自然エネルギーの普及も国内で実施されるのか、海外で実
施されるのかという違いがあります。


 B)京都議定書で国連により認定された方法かどうか
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 京都議定書で国連から認証されている排出権とは、先進国が途上国に対して行う
自然エネルギーの普及や省エネプロジェクト(CDMという)から生み出されたもので
す。CERといわれます。

 CERは海外産の排出権ですが、日本の排出削減とみなすことができるという特
徴があります。

 国連に認定されていない省エネ、自然エネルギー普及プロジェクトからの排出権
もあり、VERという名前で取引されています。

 国内の自然エネルギー普及では排出権といわず、グリーン電力証書として取り扱
われています。


 C)オフセットしたもの(排出権)が償却されるか、取り消されるか
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 B)でご説明したように、CERの排出権を購入したときには、日本が世界に約束
した6%CO2削減の枠に入れることができます。

 枠に入れることを「償却」といい、入れないことを「取消」といいます。名前の
意味は説明がややこしいので省きます。


 日本は現状でも削減が厳しい状況ですので、たとえばあなたが10トン分を日本
の削減に役立てたいのなら、「償却」される
 オフセットプログラムを選択してください。

 ただ、日本政府も企業も削減に苦しんでいますが、なんとか削減に向けて技術革
新や、努力を続けています。
 たとえば100トン削減に向けて努力している企業に、もしあなたが100トン
をあげたとしたら、その企業は100トンを削減する努力を続けるでしょうか?
 省エネ技術の革新や自然エネルギーの普及のスピードが衰えると思うのであれ
ば、「取消」されるオフセットプログラムを選んでください。



 1)植林、2)自然エネルギー普及、3)省エネ のそれぞれに対して、A)国
内か海外か、B)国連認証か否か、C)償却か取消かなどを分類すると、多くの種
類に分けられますが、実際には存在しなかったり、個人向けには提供されていな
かったりしますので、個人が購入できる種類となると、次の9つになります。

 ・国内植林
 ・海外植林
 ・海外省エネプロジェクトCER(償却)
 ・海外省エネプロジェクトCER(取消)
 ・海外省エネプロジェクトVER
 ・海外自然エネルギー普及プロジェクトCER(償却)
 ・海外自然エネルギー普及プロジェクトCER(取消)
 ・海外自然エネルギー普及プロジェクトVER
 ・国内グリーン電力証書


 これらのどの商品があなたの希望にあっているのか、またその商品をどこのカー
ボンオフセットプロバイダーが取り扱っているのかを見極める必要があります。

 ややこしいですね。


http://www.oasis-water.net/