環境保護団体が「アース・オーバーシュート・デイ」という記念日を毎年設定して
います。

これは、年間の地球全体の生物生産力に対して、人類の消費量が超えてしまう日を
意味します。

生物生産力とは地球が資源を供給し、廃棄物を吸収できる量のこと。

今年一年分の地球の生物生産力をいつ食いつぶすのかを示すわけです。

※エコロジカル・フットプリントをご存知であれば、たやすくイメージが沸くはずで
す。


「アース・オーバーシュート・デイ」


人口の増加、生活水準の向上、エネルギーの無駄使いなどが進みつづけ、歯止めが
かからなくなっています。

「アース・オーバーシュート・デイ」を超えると、地球からの今年分の恵みは昨日
使い尽くし、今日からは未来からの借金生活が始まるというわけです。


実感してみてください。

http://ecokentei.green-nippon.com/


国土交通省が輸送機関別の二酸化炭素排出原単位を出しています。

1人を1キロメートル運ぶのに排出する二酸化炭素は、次のようになっています。

タクシー
389g-CO2|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自家用乗用車173g-CO2|||||||||||||||||
航空機111g-CO2|||||||||||
バス51g-CO2|||||
鉄道19g-CO2||

タクシーは乗せる人数が少ないために、もっともエネルギーを浪費
していることになります。

一方鉄道は1回の移動に載せる人数が多いために、エネルギー効率
のいい移動方法であるということになるのです。


先ほどのデータは旅客データですが、貨物に関しても同様の結果が得られていま
す。

こちらは1トンの荷物を1キロメートル運ぶのに排出する二酸化炭素量です。

営業用貨物車153g-CO2
船舶38g-CO2
鉄道21g-CO2

荷物を運ぶ方法といって私たちがすぐに思いつくものはなんでしょう?


一番目に付くこともあるのでしょうが、やはりトラックです。

営業のやりやすさ、配送時間の融通、トラックでも2日もあれば北海道から鹿児島
までいけるくらいの狭い国土などが、その原因でしょうが、エネルギーの消費の多
い方法が主流になってしまっています。

そこで、できる限りトラックをつかわずに鉄道や船舶を使うように移動方法を転換
する試み(モーダルシフト)が行われるようになっています。

残念ながら、旅客では、シフトするアイデアはあっても、その選択は個人にゆだね
られているのです。

http://www.oasis-water.net/