この30年近く、家庭における家電製品が大量に増え、電力消費のなかでもっとも大
きい伸びを見せているのが、家電製品です。

 電気を作るには効率が悪いですが、一旦電気を作れると、非常に汎用性が高
く、熱や光を作ったり、何かを動かしたりできるというメリットがあります。

 ただし電気を石油や石炭、LNGを原料として発電所で作り、送電線で住宅にまで送
るのは、非効率でエネルギーロスが大きく、二酸化炭素を多く出すという問題もあ
ります。


 「創エネハウス」では、太陽光発電システムと家庭用燃料電池が装備されていま
す。

 太陽光発電システムのパネルには、三洋電機の「HIT」が使われています。

 「HIT」は現在の太陽電池の中で最も高効率(光から電気の変換効率)が高いの
で、小さな面積でも大きな電力を生み出すことができます。

 家庭用燃料電池「エネファーム」は、ガスを基にして、水素を作り、水素と酸素
の化学反応で電気を創り出します。このときに発生する熱でお湯を作ることで、効
率を高めています。

 燃料電池ではガスから水素を作るときに、二酸化炭素が出ますが、発電の排熱で
お湯を作るときには二酸化炭素が出ません。

 このことで燃料電池は二酸化炭素排出量が少ない発電だと言われています。

http://ecokentei.green-nippon.com/


この100年くらいの間に先進国では自動車をはじめ、鉄道、バスなど多くの人を
遠くまで効率的に運ぶ交通インフラを整えてきました。

これにより私たちは移動にかける時間を節約し、浮いた時間をより余暇や仕事に充
てることができるようになったのです。

交通インフラのある国とない国では、1日のうち移動にかける時間に大きな差異が
あります。

水を手に入れるにも一日3時間も徒歩で往復が必要な人たちもいれば蛇口をひねれ
ば手に入る人もいるのです。

その格差は大きなはずです。

ところが、世界各国の人たちが1日のうちで移動にかける時間をモニターしたとこ
ろ、富める国の人も貧しい国の人も、自動車を持っている人も、持っていない人
も、地方に住んでいる人も、都会に住んでいる人も、一日のうちで移動にかける時
間はほとんど同じで、1時間から1.5時間程度だというのです。

あなたも同じようなものではないですか?


なぜこんなことが起こるのでしょうか?

何のために富める国はいままで膨大なコストとエネルギーをかけて、道路や自動車
や鉄道網などを構築してきたのでしょう?



技術の進歩により同じ距離であれば、より短時間で移動できるようになったのです
が、その分、より遠くまで行けるようになりました。

遠くの会社まで勤務でき、遠くのショッピングセンターまでお買い物に出かけら
れ、より遠くの遊園地にまで遊びにいける。

しかし、道路を作れば、自動車を買う人が増え、より遠くに出かけ、そして渋滞を
招く。

結局、便利な交通手段を手に入れても、人々は貧しかったときと同じ時間だけ移動
に費やしてしまっているのです。

もっと移動にかける時間を短くして、その分を別のことに使えばよいのですが、人
間というものはそうはできないようです。


http://www.oasis-water.net/