高齢者の集まりもいろんな分野がありますが、文芸関連の会員さんの集まりは多いのでしょうか少ないのでしょうか。もちろん、高齢者に限りませんが。

 私も以前、文芸雑誌の読書会に出席したことがありますが、和気あいあいに見えて内実は真剣勝負、ピリピリした空気が漂います。それはそうでしょう。自身が生み落とした嬰児について、他人からあれこれ言われるのですから。言う側は意外と能天気。私など投稿作もないのに請われて出席。求められるまま感想らしき発言をさせてもらい、ヒンシュクを買いました。

 やはり、専門的な努力を重ねている皆さんの作について、見識もないのに不用意に言えたもんじゃないですね。思い出すたびに赤面。

 で、以下の川柳らしき発句10句になりました。お許しください。

 

読書会 筆力よりも話力に目覚め

読書会 なにも言わずに聴聞会

読書会 学生時代のノートなし

我が作と名だけ大文字? 読書会

自我自我と聞いて顔上げ睨みおり

文学は主義の幹8話の枝2

文学は面白いか権威か金か

うわさをも我が実存と受けており

実存も経験もあり邪推主義

ぶつぶつと一人の夜の読書会