東京在住の友人の抽象美術の作家が、具象画を描いていた30~40年前の若い頃の作品2点。

 「アッ」は、よくありますよね。網戸にかかった小さな虫を餌食にして捕りもの場面を演じる猫。そんな姿をひねもす眺めていて、ついにキャッチ。見ていた私は「アッ!」。美術って、こんな瞬間の感情を具体化して見せるのかしらね。ナイスキャッチ、さすがです。猫ではなくて画家さん。2点目は、美女と野獣、ではなくて猫。「あぁ、写真に撮られた~」。彼女と愛猫の仲の良さに嫉妬した画家の目に焼き付いたショット。これも、よくあります。猫でよかった…。

 さて下の2点のうち睨み合いはお隣の畑。どちらも飼い猫が散歩に出てけん制し合っている場面です。ここらあたりでよく見る光景。「仲良くしてね」。

 そして4点目。うちの猫。新型コロナ感染症対策でマスクを作ってやりました。ゆるゆるの輪ゴムで耳に引っ掛けています。まったく、いやがりません。でも、虐待を疑われないよう、写真を撮ってすぐはずしてやりました。以上、ねこの居る風景4景でした。