この夏のヒマワリは大小さまざまの形が勢ぞろいです。

 全部で30株余りですが、丈30~50センチ、そして1メートルを越える大きい奴といった不揃いのヒマワリたちです。

 中でも、大いに驚いたのは小さなミニミニヒマワリの登場。

 写真を見てください。わずか丈10センチ前後の幼児のような奴。太目の線香のような茎は透き通った緑色です。直径2センチぐらいの花を付けています。花びらは8枚、少しとがっています。葉は2葉の対が花の首辺りを最上段に、3対ほど付いています。丈20~30センチの少年のような奴が、直径2センチはあろうかという太い茎の大ヒマワリのそばに花開いています。

 フェンス際、擁壁周辺をズラリ見渡しますと、長さ30センチ、幅20センチはあろうかという大きな葉っぱを付けたヒマワリが、なぜか丈は30センチ余りなんです。なんという不格好。こんなのがいくつも頑張っています。

 昨年花開き、梅雨の長雨に朽ちた花たちから採った種。素人の私の手作業に何か不具合があったのでしょうか。でも、不揃いが面白い。この梅雨を元気に乗り切ってほしい。