きょう朝、NHK朝ドラ「エール」の今週のまとめの放送があった。定時の放送でも心に残ったが、印象深い言葉(台詞)を再度聞き、感動の余韻に浸った。
「人には誰も役割がある やらずに後悔するよりは、やって後悔するほうがいい」
「目には見えないけれど お父さんはいる あなたたちのそばにいる」
いずれも薬師丸ひろこ演じる母親が、父親を不慮の事故でなくした悲しみに落とされたヒロインら娘たちを励ます言葉だ。
世代を超えて、いつまでも銘としたい。
「目には見えないけれど…」はサンテグジュペリの「星の王子さま」に通じる名言。目に見えないものにこそ大切なものがある。愛する父は心の中に永遠に存在し続ける。
先日、青色を基調にしたお馴染みのかわいい王子の絵入りカバーの集英社文庫(池澤夏樹・新訳)を買った。3年生になった孫に読み聞かせたいと思ったのだが、いいよ、いいよ、と孫から丁重なお断り。クレヨンしんちゃん、ドラえもん、おしり探偵、名探偵コナンーーテレビの人気番組で日々いっぱいである。辛抱強く待つほかないか。