新学期から2年生になる孫が、町の教育委員会主催の小学生英語教室に参加。保護者として同席した。
参加していたのは地元小学校の児童約20人ほど。外国語指導助手(ALT)3人が指導した。
アメリカとシンガポールの女性教師、イギリス人男性教師。
女先生二人は小柄。男性教師は2メートルを超えるノッポ先生。
静かにまずは行儀よく着席した児童たちだったが、「カミーン」「レディゴー」の先生の大きな掛け声に顔はキラキラ、体はブルブルと全身で反応。凸凹先生3人のユーモラスで元気いっぱいの〝挑発〟に瞬く間に乗せられた。英語圏の人はさすがにジェスチャーが豊富で明るい性格だ。
ジャンケン合戦やクイズ、早いもの勝ちなどを取り入れて、楽しく英単語に親しませる腕はさすが。児童たちは「チェリーブロッサム」「イースターバーニー」など絵を通して英語世界との出会いを楽しんでいた。
この日は新聞各紙が2020年度から使用する教科書検定結果を報道していた。
中でも5、6年生で教科化される英語教科書に注目。「(教科書に)音声や映像データにつながる教科書会社のウェブサイトのURLなどが記載される」といった新機軸が登場。
さらに「グループワークでコミュニケーション体験を促す内容も目立った」と伝えていた。
内弁慶な孫、集団の中ではモジモジが目立ち、何かにつけて遅れがちだが、この日は普段一緒に登校してくれる3年生の男の子の隣に座り、笑顔を見せていたのが救いだった。
さて、孫たちが巣立つ時代はどんな国際社会になっているか。海外に出かける、外国人を受け入れる…、何かにつけてグローバルな物の見方、姿勢が求められよう。まずは英語に親しませたい。