インフルエンザがやっと治ったと思ったら。今度は家族たちがダウン。

きょう朝、娘と孫が診察にいった。やはりA型との診断。帰宅して娘はばたりと倒れ、さすがにきつい様子。家事一切手に付かない様子だ。

 娘は完璧にA型の威力に参っているが、孫は出掛ける時とは裏腹に鼻歌交じりで意外に明るい。唐津くんちのメロディーをハモリ、采を振る孫のこの軽快さはどこから?

 娘の言うには、孫はインフル初期の段階で、風邪をひかないよう十分予防すること、と言われたらしい。まだインフルではないと? 安心感から明るい表情が出ているのだろう。それに学校も休めるし。

 そうこうするうちに、娘親子と一緒に出て行った妻も昼すぎに帰宅してきた。

てっきり、一緒に診察かと思っていたのだが、なんと趣味のテニスだった。

ここ連日、喉はゼーゼー、体はゴロゴロの態で家事は娘に任せていたが、なんとテニス!?

私は、えっ!と驚きあきれた。

 妻は日ごろ、腰を曲げた体型で動き回り、きつそうな感じを人に与えるのだが、あれはテニスのディフェンスフォームだ。芯はいたって強靭にできているのだ。

〝スーパーおばば〟と言う私に照れ笑いを見せて。余裕しゃくしゃくである。

 結局、一番きつそうな風体で、家人を心配をさせていた妻が一番の元気者。続いてインフル要注意の孫、そしてどうにか治癒した私。一番の重病者が娘というわけだ。最終走者の重みがズンと全身に掛かっている。がんばれママちゃん。