皆さんは「温活(おんかつ)」という言葉をご存じでしょうか?

温活とは、体を冷やさないように工夫し、体を温かく保つための習慣のことです。特に寒い季節や、冷房で体が冷えやすい時期には、日頃から体を温めることを意識してみましょう。

温活のうれしい効果

体を温かく保つことは、快適な毎日を過ごすために役立ちます。

  • 血行を促す:体を温めることで血液の流れがよくなり、手足の冷えの軽減につながります。
  • 筋肉のこわばりを和らげる:温めることで、肩や腰などの筋肉がほぐれ、リラックスしやすくなります。
  • リラックス効果:温かいお風呂や飲み物は、心を落ち着かせる時間にもなります。
  • 快適な睡眠をサポート:就寝前にゆっくり入浴するなど、リラックスする習慣は睡眠にも役立ちます。

今日からできる温活習慣

温活は、特別なことをする必要はありません。毎日の生活の中で、少しずつ取り入れてみましょう!

① 温かい飲み物を飲む
白湯や温かいお茶などを飲み、体の内側から温まりましょう。

② 湯船につかる
体調に合わせて、ぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう。入浴前後の水分補給も忘れずに。

③ 体を動かす
軽い体操や足踏み、散歩など、無理のない範囲で体を動かすこともおすすめです。

④ 衣服で冷えを防ぐ
靴下や上着などを活用し、首・お腹・足元などを冷やさないように工夫しましょう。

⑤ バランスよく食べる
温かい汁物や鍋料理なども取り入れながら、たんぱく質や野菜を含むバランスのよい食事を心がけましょう。

高齢者の方は安全にも気をつけましょう

高齢になると、暑さや寒さを感じにくくなることがあります。室温を適切に保ち、寒い日は暖房や衣服を上手に活用しましょう。

また、熱いお湯での長時間の入浴は、のぼせや脱水、血圧の変動につながることがあります。入浴時はお湯を熱くしすぎず、脱衣所や浴室も暖かくして、安全に楽しみましょう。

まとめ

温活は、毎日のちょっとした工夫から始められます。

体を温めることだけにこだわらず、適度な運動、十分な睡眠、バランスのよい食事を心がけることも大切です。

晴海苑でも、皆さんが元気に、そして笑顔で毎日を過ごせるよう、健康づくりを大切にしていきたいと思います。

皆さんも、できることから温活を始めてみませんか?

皆さんは、めかぶを食べていますか?

めかぶは、わかめの根元に近い部分で、独特のぬめりとコリコリとした食感が特徴の海藻です。スーパーでも手軽に購入でき、毎日の食卓に取り入れやすい食品のひとつです。

めかぶには、うれしい魅力がたくさん!

めかぶの魅力は、なんといっても食物繊維を含んでいることです。食物繊維は、おなかの調子を整えるために大切な栄養素です。

また、めかぶにはミネラルなども含まれています。海藻ならではの栄養を手軽に取り入れられるのは、うれしいですね。

もちろん、めかぶだけを食べていれば健康になれるというわけではありません。いろいろな食品をバランスよく食べることが大切です。

おいしく食べられるのも、めかぶの良いところ

めかぶは、食べ方が簡単なのも魅力です。

そのまま小鉢に盛り付けたり、納豆と混ぜたり、豆腐に添えたり。ご飯のお供にもぴったりです。酢の物にすれば、さっぱりとした味わいを楽しめます。

忙しい日でも、手軽に一品を加えられるのはありがたいですね。

ただし、味付け済みの商品は塩分が多い場合もあるので、気になる方は成分表示を確認するとよいでしょう。

毎日の食事を大切に

健康づくりは、特別なことばかりではありません。

毎日の食事を楽しみながら、体にうれしい食品を少しずつ取り入れていく。そんな積み重ねが大切なのだと思います。

身近な海藻である、めかぶ。

おいしくて、手軽で、栄養面でもうれしい魅力があります。

「めかぶはとても良いです」

これからも、日々の食事を楽しみながら、健康的な暮らしを心がけていきたいですね。

皆さまは、日々の生活の中で、ついイライラしてしまったり、後から「もう少し優しく伝えればよかったな」と感じたりすることはありませんか?

忙しいときや疲れているとき、思いどおりにいかないときなど、誰にでも怒りの感情が生まれることがあります。怒りは決して悪い感情ではなく、私たちにとって自然な感情の一つです。

今回は、そんな怒りの気持ちと上手に付き合う「アンガーマネジメント」についてご紹介します。

アンガーマネジメントとは、怒りを無理に我慢したり、なくそうとしたりするのではなく、自分の気持ちを理解し、上手にコントロールするための考え方です。

例えば、イライラしたときには、すぐに言葉を返すのではなく、まずはゆっくり深呼吸をしてみましょう。少し時間を置くだけでも、気持ちが落ち着き、相手の立場を考える余裕が生まれることがあります。また、「どうしてこんな気持ちになったのだろう」と自分の心を振り返ることも大切です。

私たちは、家族や友人など、大切な人だからこそ、つい感情を強く表してしまうこともあります。そんなときこそ、一呼吸置いて、相手の気持ちにも目を向けてみたいものですね。

心にゆとりを持つことは、自分自身を大切にすることにもつながります。お互いの気持ちを思いやり、穏やかな言葉を交わすことで、毎日の暮らしが少しずつ温かなものになっていくのではないでしょうか。

晴海苑でも、人と人とのつながりを大切にしながら、皆さまが安心して笑顔で過ごせる毎日を目指してまいります。

皆さまも、イライラしたときには、ぜひ「ひと呼吸」を思い出してみてくださいね。

朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなり、秋から冬へと季節が移り変わる11月。木々の葉が赤や黄色に色づき、あちらこちらで秋の深まりを感じられる季節になりました。

今回は、そんな「11月」がどんな月なのか、ご紹介します。

🍁 秋から冬へ、季節の変わり目

11月は、暦の上では冬が始まる「立冬」を迎える月です。日中は暖かい日もありますが、朝晩は冷え込むことが増え、冬の訪れを感じるようになります。

紅葉が見頃を迎える地域も多く、赤や黄色に染まった木々を眺めるのも、この時期ならではの楽しみですね。

🍠 秋の味覚を楽しむ季節

さつまいも、里芋、大根、きのこなど、秋から冬にかけておいしくなる食材がたくさんあります。

旬の食材は、季節を感じる楽しみのひとつ。温かい料理や旬の味覚を味わいながら、秋の恵みに感謝したいですね。

🍂 11月の行事といえば?

11月には、文化の日や七五三などの行事があります。

文化の日は、文化や芸術に親しむきっかけとなる日。七五三は、子どもの健やかな成長をお祝いする、日本の伝統的な行事です。

また、11月23日は勤労感謝の日。日々の暮らしを支えてくれる人や、身近な方々への感謝をあらためて感じる機会にしてみてはいかがでしょうか。

🧣 体調に気をつけて過ごしましょう

季節の変わり目は、気温の変化によって体調を崩しやすい時期でもあります。

衣服で上手に温度調節をしながら、バランスのよい食事と十分な休息を心がけ、元気に過ごしたいですね。

🌼 おわりに

11月は、秋の美しさを楽しみながら、少しずつ冬への準備を始める月です。

何気ない日常の中にも、季節の変化や小さな楽しみがたくさんあります。

皆さまも、秋から冬へと移り変わるこの季節を楽しみながら、穏やかな毎日をお過ごしください。

朝晩の冷え込みが少しずつ感じられるようになり、秋も深まってきました。

晴海苑でも、これから迎える11月に向けて、季節の移り変わりを感じながら日々を過ごしています。

身の回りの環境を整えたり、衣類を見直したりと、冬に向けた準備も少しずつ始まる頃です。暖かく過ごせるよう工夫しながら、季節の変化を楽しんでいきたいですね。

また、秋ならではの景色や旬の味覚など、この時期だからこそ楽しめることもたくさんあります。日々の小さな発見を大切にしながら、皆さんと一緒に秋のひとときを楽しんでいけたらと思います。

11月も、笑顔あふれる穏やかな毎日となりますように。

毎日を元気に、そして笑顔で過ごすために、日々の生活習慣を見直すことはとても大切です。今回は、健康づくりの一つとして「禁煙・禁酒」について考えてみたいと思います。

🚭 タバコと健康について

長年の習慣として、タバコを吸うことが生活の一部になっている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、タバコには多くの有害物質が含まれており、肺や心臓、血管など、全身の健康に影響を及ぼすことが知られています。

また、ご自身だけでなく、周囲の方が煙を吸い込むことによる健康への影響も心配されます。

禁煙を始めるのに、遅すぎるということはありません。年齢にかかわらず、禁煙によって健康上のメリットが期待できます。

「今さらやめても……」と思わずに、まずは健康について考えることから始めてみませんか?

🍶 お酒との上手な付き合い方

お酒は、食事や会話の場を楽しくしてくれることもあります。一方で、飲み過ぎは肝臓や心臓、血管などに負担をかけ、転倒や睡眠の質の低下につながることもあります。

特に高齢になると、若い頃と同じ量のお酒でも影響を受けやすくなる場合があります。また、服用しているお薬との飲み合わせにも注意が必要です。

健康を守るためには、飲酒の習慣や量を見直すことが大切です。休肝日を設けたり、飲酒量を減らしたりすることも、一つの方法です。

ただし、長年多量に飲酒している方は、急にお酒をやめると離脱症状が起こることがあります。心配な場合は、無理に自己判断せず、医師などの専門家に相談しましょう。

🌷 無理をせず、自分のペースで

禁煙や禁酒は、簡単なことではないかもしれません。長年続けてきた習慣を変えるには、時間も努力も必要です。

大切なのは、最初から完璧を目指すのではなく、自分にできることから一歩ずつ取り組むことです。

例えば、

  • 散歩や体操など、体を動かす時間をつくる
  • お茶や水など、お酒以外の飲み物を楽しむ
  • 趣味や好きなことに取り組み、気分転換をする
  • ご家族や周囲の方と、健康について話し合う
  • 必要に応じて、医療機関や禁煙支援を利用する

こうした小さな工夫が、健康的な生活への第一歩になります。

ご家族の皆さまも、禁煙や禁酒に取り組む方を温かく見守り、できたことを一緒に喜んでいただければと思います。無理に責めたり、焦らせたりするのではなく、本人の気持ちに寄り添うことが大切です。

☀️ これからも健康で、いきいきとした毎日を

健康は、毎日の積み重ねによって育まれていきます。

禁煙や禁酒は、単にタバコやお酒をやめることだけではありません。これからの人生をより元気に、自分らしく過ごすための、大切な選択肢の一つです。

「家族と元気に過ごしたい」「好きなことを長く楽しみたい」「毎日を気持ちよく過ごしたい」――そんな思いを大切にしながら、できることから始めてみましょう。

晴海苑では、皆さまが安心して健やかな毎日を送れるよう、日々の健康づくりを大切にしていきたいと考えています。

これからも、笑顔あふれる毎日を一緒につくっていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまの毎日が、健康で穏やかな日々となりますように。

 

皆さんは、健康のために普段から気をつけていることはありますか?

「健康のために」と聞くと、毎日運動をしたり、食事制限をしたり、何か特別なことを始めなければいけないと思う方もいるかもしれません。しかし、健康を維持するために大切なのは、実は毎日の生活の中にある、ごく当たり前のことなのではないでしょうか。

今回は、健康のためにできる身近な習慣について考えてみたいと思います。

まずは、しっかり食べること

私たちが元気に毎日を過ごすためには、食事が欠かせません。おいしく食べることは、体に必要な栄養をとるだけでなく、心の満足にもつながります。

忙しい日々の中では、つい食事を簡単に済ませてしまったり、好きなものばかり食べてしまったりすることもあると思います。そんなときこそ、主食、主菜、副菜を意識し、いろいろな食材をバランスよく食べることを心がけたいですね。

また、食事はただお腹を満たすだけのものではありません。誰かと一緒に食卓を囲み、会話を楽しみながら食べる時間は、気持ちを明るくしてくれます。

「今日のご飯はおいしいね」「これは何の料理かな?」そんな何気ない会話も、毎日の楽しみのひとつです。食べることを楽しみながら、健康な体づくりにつなげていきたいものです。

しっかり眠り、体を休めること

健康のためには、十分な睡眠と休息も大切です。

毎日を元気に過ごすためには、活動する時間だけでなく、体を休める時間も必要です。睡眠不足が続くと、疲れが取れにくくなったり、集中力が低下したりすることがあります。

夜はできるだけ決まった時間に休み、朝は日差しを浴びて一日を始める。そんな生活のリズムを整えることが、健康維持の第一歩になります。

もちろん、毎日思いどおりに眠れるとは限りません。なかなか寝つけない日や、疲れを感じる日もあるでしょう。そんなときは無理をせず、自分の体調に合わせて休むことも大切です。

頑張ることばかりではなく、きちんと休むことも健康のために必要な習慣なのですね。

体を動かすことを忘れずに

「運動」と聞くと、激しいスポーツや長時間のトレーニングを想像するかもしれません。しかし、健康のためにできる運動は、それほど特別なものではありません。

近所を散歩する、買い物のときに少し歩く、家の中で体を伸ばす、階段を使うなど、日常生活の中にも体を動かす機会はたくさんあります。

座っている時間が長い方は、時々立ち上がって体を動かすだけでも、活動量を増やすきっかけになります。

大切なのは、無理をして頑張りすぎないことです。年齢や体力、その日の体調によって、できることは人それぞれ違います。自分に合った方法で、少しずつ体を動かす習慣をつけていきましょう。

「今日はいつもより少し多く歩けた」「外の空気が気持ちよかった」。そんな小さな喜びを感じながら続けられるといいですね。

人とのつながりと笑顔も大切に

健康というと、体のことばかりに目が向きがちですが、心の健康も忘れてはいけません。

誰かと挨拶を交わすこと、何気ない話をすること、一緒に笑うこと。こうした日常のひとときは、私たちの心を豊かにしてくれます。

気分が落ち込んでいるときでも、誰かに話を聞いてもらうことで、気持ちが少し軽くなることがあります。反対に、自分から「おはようございます」と声をかけることで、相手も自分も明るい気持ちになれるかもしれません。

毎日必ず楽しいことばかりがあるわけではありません。悩みや不安を感じる日もあります。そんなときは一人で抱え込まず、家族や友人、周囲の人に相談することも大切です。

笑顔で過ごすことを無理に頑張る必要はありませんが、身近な人とのつながりを大切にし、心が安らぐ時間を持ちたいですね。

当たり前のことを、当たり前に続ける

食事をとること、よく眠ること、体を動かすこと、人と会話をすること。どれも特別なことではなく、私たちの生活に自然とあるものです。

しかし、当たり前だからこそ、その大切さを忘れてしまうこともあります。忙しさに追われて食事や睡眠がおろそかになったり、疲れているのに無理をしてしまったりすることもあるでしょう。

健康は、一日何かを頑張っただけですぐに手に入るものではありません。日々の小さな習慣を積み重ね、自分の体や心の変化に気づきながら、少しずつ守っていくものだと思います。

もちろん、気をつけていても体調を崩すことはあります。そんなときは自分を責めず、必要に応じて医療機関に相談し、しっかりと体を休めることも大切です。

完璧を目指す必要はありません。昨日より少し体を動かしてみる、食事をゆっくり味わってみる、いつもより早めに休んでみる。そんな小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。

健康のためにする当たり前のこと。それは、特別な努力を続けることではなく、自分自身を大切にすることなのかもしれません。

これからも毎日の何気ない習慣を大切にしながら、心も体も元気に過ごしていきたいですね。

皆さんも、今日からできる小さな健康習慣をひとつ見つけてみませんか?

〜人を大切にする介護の未来を考える〜

日本では高齢化が進む一方で、介護の現場を支える人材の確保が大きな課題となっています。

介護は、利用者様一人ひとりの暮らしを支え、その人らしい毎日を守る大切な仕事です。しかし、どれほど介護への思いがあっても、働く人が不足すれば、職員一人ひとりの負担が大きくなり、ゆとりを持ったケアを続けることが難しくなってしまいます。

では、私たちはこの課題にどのように向き合っていけばよいのでしょうか。

1.介護人材不足は、これからの日本全体の課題

厚生労働省の推計によると、介護職員は2026年度に約240万人、2040年度には約272万人が必要とされています。

介護を必要とする方々の生活を支え続けるためには、今働いている職員を大切にするとともに、新たに介護の仕事を志す人を増やし、長く働き続けられる環境を整えることが重要です。

人材不足は、一つの施設だけで解決できる問題ではありません。国や地域、介護事業者、そして地域社会全体で考えていく必要があります。

2.職員が安心して働き続けられる職場づくり

人材確保というと、新しい職員を採用することに目が向きがちです。しかし、今働いている職員が安心して仕事を続けられる環境をつくることも、同じくらい大切です。

例えば、業務の負担を見直すこと、休暇を取得しやすくすること、困ったときに相談できる体制を整えること。日々の小さな改善の積み重ねが、働きやすい職場につながります。

また、職員同士が互いの努力を認め合い、経験や立場にかかわらず意見を伝えられる雰囲気も欠かせません。

「ここで働き続けたい」「仲間と一緒により良い介護を目指したい」

そう思える職場づくりこそ、人材の定着を支える土台ではないでしょうか。

3.ICTの活用で、人にしかできない介護を大切にする

介護の現場では、記録の作成や情報共有、見守りなど、日々さまざまな業務が発生します。

こうした業務にICTや介護ロボットなどの技術を取り入れることで、職員の負担を軽減できる可能性があります。国も、テクノロジーの活用による業務の効率化や職場環境の改善を進めています。

もちろん、技術を導入すること自体が目的ではありません。大切なのは、導入によって生まれた時間を、利用者様との会話や心の通った関わりに活かすことです。

効率化できる業務は効率化し、人と人とのつながりが必要な場面では丁寧に向き合う。そのバランスを考えることが、これからの介護には求められます。

4.多様な人材が活躍できる介護の現場へ

介護の仕事を支えるのは、特定の世代や経験を持つ人だけではありません。

子育て中の方、介護や福祉の仕事が初めての方、定年後も働きたい方、そして外国にルーツを持つ方など、多様な人材がそれぞれの力を発揮できる環境づくりが重要です。

そのためには、一人ひとりの生活に合った働き方を考えることや、丁寧な研修、相談しやすい体制を整えることが必要です。

経験の有無や国籍の違いだけで判断するのではなく、それぞれの強みを認め合い、互いに学び合える職場にすること。そうした取り組みが、介護の担い手を広げることにつながります。

5.地域全体で介護を支えるという考え方

介護人材不足を乗り切るためには、介護施設や事業所だけでなく、地域全体で支え合う視点も大切です。

地域の方々との交流や、ボランティアとの協力、関係機関との連携などを通じて、介護への理解を深める機会をつくることができます。

ただし、専門的な知識や技術が必要な介護を、職員以外の人に任せればよいというわけではありません。専門職が担うべき役割を大切にしながら、地域ができることを持ち寄り、支え合う仕組みを考えることが大切です。

介護は、誰か一人や一つの施設だけで完結するものではありません。地域のつながりを育てることも、安心して暮らせる社会をつくるための一歩です。

おわりに 〜人を大切にすることから始めよう〜

日本の介護人材不足を乗り切るために、すぐにすべての問題を解決できる魔法のような方法はありません。

職員の働く環境を整えること、技術を上手に活用すること、多様な人材が活躍できる場をつくること、そして地域とのつながりを大切にすること。こうした取り組みを一つずつ積み重ねていくことが必要です。

そして、どのような対策を進めるときにも忘れてはならないのが、介護を担う「人」も、介護を受ける「人」も、どちらも大切にするという視点です。

職員が安心して働き、笑顔で利用者様と向き合えること。その笑顔が利用者様の安心につながり、より良い介護を育んでいくこと。

晴海苑でも、日々の仕事の中でできる工夫や職員同士の支え合いを大切にしながら、一人ひとりの暮らしに寄り添う介護を考え続けていきたいと思います。

これからの介護を支えるのは、制度や技術だけではありません。人を思いやる気持ちと、それを支える仕組みの両方が必要なのではないでしょうか。

私たちは、毎日のように「日本」という言葉を使っています。

日本の歴史、日本の文化、日本の四季。

あまりにも当たり前の呼び名ですが、ふと考えてみると、不思議ではありませんか?

何で我が国は「日本」と呼ばれるようになったのでしょうか。

昔からずっと日本だったのでしょうか。それとも、何かきっかけがあって名前が変わったのでしょうか。

今回は、そんな素朴な疑問から、日本という国名の由来をたどってみたいと思います。

1.昔の日本は「倭」と呼ばれていた

実は、古代の日本列島に暮らす人々の国は、中国の歴史書などで「倭(わ)」と呼ばれていました。

中国の歴史書には、古くから倭や倭人についての記録が残されています。

つまり、私たちが今使っている「日本」という国名が、最初から当たり前に存在していたわけではないのです。

では、なぜ「倭」から「日本」へと変わったのでしょうか。

その背景には、古代の東アジアにおける国々の交流や、日本の政治体制が整っていく過程が関係していたと考えられています。

2.「日本」は日の昇る方角を意味する?

「日本」という漢字を見てみましょう。

「日」は太陽、「本」はもと、根本という意味を持ちます。

そこから「日本」は、太陽が昇るところ、つまり「日の本」という意味に解釈されてきました。

中国大陸から見れば、日本列島は東の海の向こうに位置しています。太陽が昇る方角にある国、というイメージは、地理的にも自然なものだったのでしょう。

ただし、国名がどのような経緯で採用されたのかについては、歴史研究でも議論があり、語源の説明だけですべてが明らかになるわけではありません。

それでも、「日本」という名前には、東の海の向こうにある国という地理的なイメージが反映されていると考えられます。

3.聖徳太子の時代と「日出ずる処」

日本の国名を考えるうえで、よく登場するのが聖徳太子の時代です。

607年、倭国は小野妹子を遣隋使として中国の隋に派遣しました。

このときの国書に関連して知られているのが、「日出ずる処の天子」という言葉です。

これは、隋の皇帝に宛てた国書の書き出しとして、中国の歴史書『隋書』に記されています。

東に位置する倭国が、自らを「日が昇るところ」の国として表現したことは、当時の外交関係を考えるうえでも興味深い出来事です。

ただし、この国書を送った時点で、すでに国号が正式に「日本」になっていたと断定することはできません。

「日出ずる処」という表現と、国名としての「日本」が成立した時期は、分けて考える必要があるのです。

4.「日本」という国名はいつ決まったの?

それでは、いったい何年ごろから「日本」という国名が使われるようになったのでしょうか。

一般には、7世紀後半から8世紀初めにかけての時期が重要だと考えられています。

特に注目されるのが、701年に制定された大宝律令です。この時期には、国の仕組みが整えられ、「日本」という国号が制度上用いられるようになったと考えられています。

また、720年に完成した『日本書紀』という歴史書にも、「日本」という名前が使われています。

ただし、国号がいつ、どのような手続きで正式に定まったのかについては諸説があり、厳密な成立時期には議論が残されています。

大切なのは、ある日突然、誰かが思いつきで名前を変えたというよりも、古代国家の形成や中国などとの外交関係を背景として、国名が整えられていったと考えられることです。

5.では、なぜ「日本」という名前が選ばれたのか?

ここまで見てくると、「日本」という国名には、いくつかの背景があったことが分かります。

一つは、東の海の向こう、太陽が昇る方角にある国という地理的な意味です。

もう一つは、古代の倭国が東アジアの国際社会のなかで、自らの国の位置づけや呼び名を整えていったという歴史的な背景です。

当時、中国は東アジアの外交や国際秩序に大きな影響を持っていました。倭国から日本へという国号の変化も、そうした国際関係と無関係ではありません。

つまり、「日本」という名前は、単に太陽が昇る場所だからというだけでなく、古代の人々が自分たちの国をどのように位置づけ、どのように名乗ろうとしたのかという問題にもつながっているのです。

おわりに――当たり前の名前にも歴史がある

普段、私たちは何の疑問も持たずに「日本」という国名を使っています。

しかし、その背景をたどってみると、古代の中国との交流、「倭」という呼び名、国づくりの歩み、そして「日の本」という言葉の意味が見えてきます。

日本という国名がいつ、どのように定まったのかについては、今も歴史研究のなかで検討が続いています。

それでも、私たちが使っている国名が、長い歴史のなかで形づくられてきたことは確かです。

身近すぎて見過ごしている言葉にも、調べてみると意外な物語が隠されているものですね。

皆さんは、「日本」という名前について、どんなことを感じたでしょうか。

晴海苑では、ご利用者の皆さまに

毎日の食事を楽しみにしていただけるよう、

栄養バランスはもちろん、

豊富なメニューづくりにも力を入れています。

和食・洋食・中華をはじめ、

季節の食材を取り入れた献立や、

行事に合わせた特別メニューなど、

飽きのこない工夫を行っています。

季節感を味わえる行事食や

多彩な献立が、生活の楽しみの一つとして

大切にされています。

また、お一人おひとりの状態に合わせて、

刻み食ややわらか食などにも対応し、

安全で美味しい食事の提供を心がけています。

「今日は何が出るかな?」と

毎日の食事を楽しみにされるご利用者様も多く、

食堂では自然と会話が弾み、

笑顔あふれる時間となっています。

これからも晴海苑では、「食べる喜び」を

大切にしながら、皆さまに喜んでいただける

食事を提供してまいります! 🍴✨