どこでもTV視聴 | とれすけのブログ

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以前にも書いていたのですが、うちはひかりTVというのを契約していて、それでどこでも視聴を実現しています。

一つ前の機種のST−3200というトリプルチューナーを使っているのですが、これがサーバーになって、ローカルネットワーク上で録画コンテンツと放映中の番組の視聴が可能になっています。

最初はAndroidの中華Padで視聴環境を作ったのですが、途切れたり止まったりということでかなりのストレスでした。

その後、iPhone4Sで視聴可能になったのですが、まあ画面が小さいのと、前記事にも書きましたがWifiが使えなくなってしまって、結局環境はしばらく崩壊状態でした。

 

ただ、せっかくできるのにやらないのはもったいないということで、この際(もうだいぶ経っちゃってますが)もう少し画面の大きいタブレットで見られるようにしようと思い立ちました。

動画視聴に強い中古のタブレット、1万円くらいでということでお店の人に選んでもらったのがdocomoのArrowsTab F05Eという製品。メーカーは富士通ですね。

画面サイズ10.1インチ 解像度WUXGA(1920×1200ピクセル)ということで、寝床で見るにはまずまずの大きさ。

NVIDIA製のクアッドコアCPU「Tegra 3」ということで動画再生に強そうです。

その他、バッテリも大容量、ドルビーデジタル、防水機能など、結構前の機種ですが、動画環境には申し分ないという感じです。

 

もちろんdocomoの契約もなくてSIMもありませんが、基本宅内だけの使用なのでWifiさえ使えればOKです。

で、幸いなことに購入した段階で付属のソフトが残っており、その中にDiXiMプレーヤーがあって、これがバッチリDTCP-IP再生プレーヤーとして機能します。

ひかりTVのチューナーはWifiルーターにつながっているので、そのルーターのWifiネットワークにArrowsTabを参加させます。

それでソフトを起動すると、サーバーが見えるので、たどっていくのですが、モードとしてスマートフォン、テレビ、光BOX+みたいにスペックで別れていて、スマートフォンかなと思ってやって見ると、ちょっと画質が悪い。光+だといい感じ、テレビだとちょっと重たい感じですかね。今は大体光BOX+のモードで使ってます。

画面は十分綺麗です。電波が十分届いていれば音飛びとか停止とかはなく、ストレスなく視聴できます。

一時停止、シークも大雑把な感じなら可能なので、途中からの視聴でも使えてます。

難点としては、画面の反射で見づらくなってしまうのと、音はやはり本体だけの音だと映画などは物足りないですね。

で、今はこないだ紹介したダイソーの300円USBスピーカーのアンプ部と400円の白いスピーカーPM-M0841CK×2のセットで音は鳴らしています。結構Goodです。

 

防水仕様なので、やったことはないですがお風呂での視聴もできそうですし、料理の時なんかはキッチンに画面を持ち出してBluetoothのステレオイヤホン(これすごく便利です)で音を聞けるようにすると動きやすくていいです。

 

これ、安いですが音質もそう悪くないですし、個人的には満足の一品です。

 

ちなみにiPhone6でもやって見ました。

こっちはMediaLinkPlayer for DTVというアプリが使えました。有料ですが、機能は十分です。

再生も問題ありません。

やはりこの手のソリューションは、デコードマシンのスペックが重要ということがよくわかりました。

Macでは視聴の方法がないのが残念ですが、ほぼ家庭内のどこでも視聴環境は完成です。

チューナーのST-3200はハードディスク録画ですが、ブルーレイへの書き出しがやや面倒くさくて、今は2台目のディスクに差し替えて使用しています。

このチューナーを離れた途端にコンテンツの自由度が極端に下がってしまうのがなんとも残念ですね。

DVDならプレーヤーでもメディアサーバーに入れておいても見ること可能ですが、ブルーレイだとまずそういう機能を持ったプレーヤーを手に入れないといけない。待っていれば改善されていくでしょうか?

 

ArrowsTab 他に何で使うかというと、普通の動画プレーヤーとして、スペックが高いぶん対応できる動画フォーマットも多く、フルHDのムービー視聴も楽々です。Youtube動画の再生もスムーズかつ高画質で可能ですし、動画周りは申し分ない感じです。ではあと何が、と言われると今のところあまり用途が思いつけてないです。

カメラもありますが、筐体の重さとか考えると、これをカメラがわりに使うというのは現実的ではないでしょう。

ゲームとかはいいような気もしますが、最新版のゲームとかだとやはり今となってはスペック不足のようです。

ただ、地デジアンテナはついているので、Wifi外でも地上波のワンセグTVとしては使えそうです。

用途は限ってということで、このマシンはいいと思っています。

 

 

さて、お役御免となった中華Padですが、稼働率は低いものの最適な用途があるのです。

一つはラジオ。予約録音可能なアプリが使えるので、FMラジオのエアチェックには最適なんです。

それから、Kindleのリーダー。7インチタブレットなので重さ的にも片手で持てるし、文字の大きさ的にも、今持っている機器の中ではベストです。

ということで、無駄なく抜かりなく使っているのでした。