福祉職員の3つの階層
①措置時代をうまく乗り切った中高年職員
彼らは公務員に準じた年功序列で高い給料をもらってきました。虐待とかの規制法がなかったので一部の職員は利用者に対してやりたい放題の状態でした。ただ、やりたいことはできず、上の言いなりになって生きていくしかなかったので保守的な生き方になってしまっています。
②初任給だけ高い契約時代の若手正規職員
①の職員は初任給が低く、後で給料が上がるという感じでしたが、最近は初任給を上げないと人が来ないので初任給については高く設定しています。しかし、福祉の仕事は評価が難しいので、それを逆手にとり昇給を抑制しています。社会保険料が上昇している今、手取り給料だけでいうと一部の非常勤の方が高いという笑えない状況になっています。
③給料だけが低い非常勤職員。
公務員もそうですが、一番仕事ができる人が③にいたりします。それなのに①非常勤というだけで研修すらない②正規職員と同じいやそれ以上結果を出さなければ評価が上がらない③手当てなんてほとんどない、という状況です。その上、五年間雇用したら正規職員という法律のおかげで事業所によっては今のうちに雇い止めをしとこうという所もあります。