食うに困らない福祉資格を考えると現場で役立つスキルを身につけている介護福祉士が強い気がします。
介護福祉士は専門学生卒業したら筆記試験や実技試験なしで取得できることもあり、難関資格ではありません。
しかし、現場ではサービス提供責任者、相談員、介護職員など多種多様な仕事に就いています。
国家資格なのも強いポイントです。例えば、介護福祉士の下に介護職員基礎研修なる資格があります。その研修が来年あたりの改正で廃止になり、その後続資格が介護職員基礎研修を受け継がず少し上の資格になるようなので追加研修を受けなくてはならないようです。
介護福祉士は国家資格なので廃止されて云々とかはないと思います。
それじゃ国家資格の社会福祉士でも安定してるんじゃないかという意見もありますが、社会福祉士は「資格を取ってから研修などをして実務でのスキルを伸ばす」というのが社会福祉士会の養成方針なのですぐに役立つかは微妙なところです。
その分、身体を使って介護スキルを学んでいる介護福祉士の方がニーズは高いのです。
ケアマネ(介護支援専門員)の方がいいぞという意見がありますが、最近合格率が10%に近くになっていること、求人が非常勤化しつつある現状を考える(介護福祉士、社会福祉士でもそうなりつつありますが)と難しい資格なのに仕事にありつけないという危機的な状況になるかもしれません。また、介護福祉士の上級資格「認定介護福祉士」ができるとケアマネの命綱であるケアプラン作成を持っていかれるかもしれません。