介護福祉士は「福祉系専門学校出れば筆記試験などなくて取れる」とかで国家資格にしては低く見られがちです。
しかし、福祉が求めている利用者さんとの直接支援の分野では強さを発揮します。障害者分野や高齢者分野のサービス提供責任者など現場レベルでは輝かしい資格です。
施設とかでも何の仕事ができるか分かりづらい社会福祉士の資格より介護福祉士の資格取得（加算もありますし）を応援しているように感じます。今なら実務経験があれば研修を受けるだけで実技試験が免除されることも大きな理由のようです。
その介護福祉士も近い将来、
「福祉系学校を卒業または実務経験＋研修六百時間程度→受験資格取得→実技＋筆記試験」
と今より数段取得が難しくなります。
「国家資格が卒業と同時に取れるということで生徒が集まっていたのに卒業しても受験資格だけなら生徒が集まりにくくなりそうです。困ったものです。」
とある専門学校の先生が語っていました。
介護福祉士が難関資格化して給与が上がるなんてことがあればいいのですが福祉の上級資格であるケアマネージャーや社会福祉士の現状を見る限り厳しいと思います。