就職活動で「安定性」や「将来性」を考える人がいますが、それらを満たす仕事はあるのでしょうか?
私は、安定性があるのは単純に「安売りしないけど長年お客様が来てくれるよう改善をしている組織」になってくるかと思います。
安売りしている組織(マクドナルド、ファーストリテイリング、ワタミなど)は労働関係でいい話を聞きません。私はハードに働くことを否定しません。イタリアの有名自転車メーカーのコルナゴ創業者のエルネスト・コルナゴは
毎日15時間働いており、
それは会社が大きくなったあとでも変わらなかったようです(イタリア人の働き方 内田洋子 シルヴィオ・ピエールサンティ 光文社親書 740円+税より)ただ、
コルナゴ氏は品質の良い自転車を提供するために働いていますが
安売り企業は組織を維持するために働いていることに違いがあります。だから労働問題が出てくるのかもしれません。
ハードに働いたとしても将来独立してでも生きていけるスキルがつくのが安定性のある組織と言えるかもしれません。
職人さんとかそれにあたると思います。