福祉のせきらら | 婚活しなけりゃ、人生損する‼

婚活しなけりゃ、人生損する‼

勝ち組の婚活ブログではありません。pairsで400以上マッチングしたのに失敗しまくった人のぼやきです。

福祉は人手不足なところがあるので人ひとりに対する期待は大きいものがあります。要はブラック企業の営業マンのように代替可能な人材ではないということです。
しかし、人手不足により新人の教育が十分に行えていない事業所が多々あります。極端な話になると新人にリスクの高い仕事に放り出して、事故が起きれば責任を取らせるなんて恐ろしい話も聞きます。
福祉は利用者の命を預かる仕事です。支援者の判断ミスによって命を落とすということがあり得るのです。
それなのに他業種と比べて待遇はあまりよくありません。「福祉のお仕事」というサイトを見ていると額面(税金や保険料などが引かれる前の給与)の初任給で二十万円超える求人はほとんどありません。今は処遇待遇の補助金があるため、あまり見なくなりましたが、額面で16万円(しかも介護福祉士資格取得者向け求人)というワーキングプアすれすれの求人もありました。実家暮らし以外では多分貯金ができない待遇です。
その上、利用者の定員が決まっていて介護保険や国からもらえるお金が重度化しないと増加しません。真面目に利用者を支援して自立ある生活をとすると給与を昇給させる原資がなくなるため、働けど働けど給与が上がらないという矛盾があります。
厳しいことを書いてきましたが福祉はまだ未完成な業界です。それゆえ、別の業界で働けるチャンスがあれば、そこを経験したほうが福祉で働いた時に深みが出ると思います。
新卒で福祉を受ける人はよく現場を見て下さい。福祉はギリギリの数でしか採用しません(できない)ので内定辞退されたり、入社後すぐに退職されたりすると現場が混乱をきたします。
本当に自分にとって楽しく働ける職場かどうか、考えていきましょう。
私は社会福祉士の実習先に就職しましたのでミスマッチということはありませんでした。心おだやかに働いています。