マネージャーの教訓@日本軍から学ぶ | 婚活しなけりゃ、人生損する‼

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参謀 (1972年)/児島 襄
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上記は古い本なので中古本しかありませんが(私は図書館でみつけました)この本に日本の会社の中間管理職にあたる日本軍の参謀のタイプを

1書記官型 たんに指揮官(今で言うと経営陣)の意思を伝達するだけで自分では判断しない。もっぱら雑務を処理して、指揮官をわずらわしい業務から解放する。

2分身型 指揮官の分身として、自らも判断して指揮官を補佐する。

3独立型 指揮官の幕僚であるから、指揮官の立場を反映するように努めるが分身ではなく独立の人格として判断し、指揮官を補佐する。

4準指揮官型 ③よりも権限が大きく、指揮官との必然的関係はなく、時に指揮官としての役割をはたす。

と4つに分類しています。

1はいったら悪いですが

パシリ中間管理職

です。こんな上司の下についたら彼が抱えた雑務をこなすという仕事をさせられると考えたほうがいいでしょう。


2はそれよりはましですが

今までの慣習ベースで判断する管理職

であると考えられます。冒険をしなくなった企業や多くの価値観を認めないブラック企業に多くいそうです。

4はたくましい上司ですが一歩間違うと「現場を無視した逸脱した行為」に走ることがあるようです。

日本軍の教訓/日下 公人
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上記の日下氏の本にもエリート参謀が自分の出世のため現場や状況を無視した逸脱行為をしたという事例がいくつか書かれています。

現在で言うとコンサルタント出身の上司が入社した会社を批判して自分色に染めようとして現場が混乱するようなものです。また、そうした上司は経営陣のお墨付きをもらっていることが多く無茶な命令でも実行されることに怖さがあります。

彼らが責任をとればいいですが、コンサルタント連中は口がうまいのでうまく逃げ仰せると思います。

日本軍でも現場は臨機応変に判断していた人が多かったようです。そうしないと無駄に命を落とすことにつながるからです。

中間管理職に求められるのは現場を見つつ経営陣のコピーにならない3のタイプだと私は思います。