店員が買い溜めを控えてと呼び掛けるが、5キロ、90袋は1時間で売り切れた。
4袋買った人は遠くに住む子供たちにも送るからだインタビューで答えていた。
なるほど、東日本大震災の時も、福島の親戚に送ると言った人が次々と買い込み、保存食品が売場から消えて行ったことを思い出す。
只の買い占めではないかと思いましたよ。実家に帰ると、保存食品やらペットボトルが大量に置かれているのにびっくりした。身内の恥になるが、現実はそういうものだ。
小売店に客が殺到すると、卸売業者に負荷が掛かり、それが生産者への圧力となる。工場だと生産体制が滅茶苦茶になりますよ。米の場合は、増産出来ないので、ストレートに値が上がる。後で落ち着いても価格は新たな均衡点が基準となるから、元の価格に戻りませんよ。生産者もコストアップで価格転嫁をタイミングを計ってましたしね。結局は、消費者にマイナスになって帰って来るだけのことだ。
買い占めに走った人は、文句を言ってはいけない。自らの行為に責任を持つように。