品薄な商品の売り場では、1家族〇個までという表示が良く出ている。昔は1人〇個だったが、家族で押しかけて買う人が増えたせいか、世帯単位になっている。
ところがそれでもだめだ。家族で米を買った人を咎めると、お前はどうやって血縁を証明したのだとキレられる始末。
まあ、最近は子供のような理屈でゴネる大人が増えましたね。某県の知事ですらそうなのだから、仕方ないかもしれないが。「現行犯」以外、幾らでもゴネることは可能だから。
スーパーで米を入手できない人が通販に走るから、当然、先に買い占めていた転売ヤーが高値で売り付ける。新型コロナ発生期のマスク不足と同じことが起きてますね。
ダッフィーグッツの新商品なら無くても不便はないが、生活必需品は需要の価格弾力性が低い為、とんでもない値段が付きやすい。砂漠の中でコップ一杯の水が100万円で売れるのと同じです。
米は買い占めしても保存期間がある。これから寒くなっていくので夏場よりも長持ちするといっても、精々2か月しかない。
おにぎりも値上がりするでしょうね。マックスバリュで以前、78円ぐらいで売られていたおにぎりの値段を見ると139円になっていた。米高騰の値段は反映されていないので、未だ上がると思いますよ。160円とか180円に。以前だとコンビニの高めのおにぎりの値段ですね。
生活が苦しいから時給を上げろと言う声は多いが、賃金アップは更なる物価の上昇になるだけです。
2005年頃、アマゾン倉庫で働いて内部の様子をスクープしたジャーナリストの横田増生さんは時給が850円だったと書いていた。現在は
・通常の勤務内(日勤) 時給1250円
・夜勤 時給1563円
・派遣社員 時給1500~1875円
日勤だと他社並みだが、それでも上がっていることが分かる。だが物価の上昇を考えると実質賃金はマイナスであろう。
低所得者ほど、生活必需品支出のウエイトが高いので値上がりしても買わざるを得ない。所得に余裕のある人は非必需品の購入を控え、必需品に回すことができる。但し教育費、住宅ローン等の固定費も多い人は中流所得者と言えど、余裕はない。
米は消費量が減っているとは言え、必需品であり、他の食品に比べるとコスパも良いので、値段が上がると打撃が大きいですね。ネット販売では既に5キロ3500円も出ているようだ。
4人世帯のコメの消費量は月20キロが基準らしい(毎度、米を食べる家庭)。5キロ3000円の場合、月12000円、5000円になると月20000円。結構しますね。