公務員の懲戒処分 | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 ニュースを見た限りでは、公務員の懲戒処分で

・停職半年・・・・全員退職

・停職3カ月・・・退職者が多い

・停職1か月・・・退職者は少ない

 

 となっている。痴漢・業務上横領は大抵退職してますね。例え停職期間が短くても致命的だ。性犯罪者は刑務所の中でも軽蔑されて虐められるようですよ。殺人犯たちでも道徳心があるようで、女性や子供に対する犯罪は許さないようだ。

 

 ましては法律を守る立場の公務員ともなると、痴漢者と机を並べるのも忌避したくなるのだろう。懲戒処分を受けただけで昇格は難しい上、誰からも相手にされなくなる訳だから、簡単に首にならない公務員と言えども精神的に耐えられない。

 

 業務上横領もそれに準じている。許認可、補助金交付など、役所の仕事は金に関する手続きが多いので、横領なんてすると停職が解けてもまともな業務が与えられない。それが定年まで続くのだ。あなたは耐えられますか?9時から17時まで長いですよ。ある意味、ブラック企業よりもきついかも。

 

 どこかの役所の人から聞いた話。夫婦で同じ役所に勤めていて、夫が公金を猫ババして懲戒処分を受け、退職した。

 

 奥さんは犯罪者ではないのだが、あの人、何で辞めないの?ずうずうしいねえと常に陰口を言われているそうだ。

 

 同僚の前で顔色を変えないだけで、神経がイカレテいるとか、ふてぶてしいとか言われながら、実は顔色に出さず必死に我慢しているかもしれないのだ。自分まで辞めると一家の収入が失われ、家族路頭に迷うかもしれない。強い人じゃないでしょうかね。

 

 ちなみに公金横領した夫は管理職、奥さんは専門職だそうで、何もなければ人並みを以上の生活が保障されているはずであった。なのに犯罪に走るとは・・・