コンビニ貧乏 | 猫好きのブログ

猫好きのブログ

資格試験とその応用

 自分が非正規の頃は、コンビニに殆ど行きませんでしたね。今でも行くのはネット購入のコンビニ支払いのみ。

 

 僕が見たところ、コンビニ好きな非正規の人は多いような気がする。あんな物価の高い店に1日おきに行くと、それだけ財布からお金が抜けていきますよ。

 

 コンビニ依存症になると、頭で分かっても行動が伴わないから怖い。兎に角、彼らは新製品に反応する。メディアの世界にはB層という言葉があるそうですよ。深く考えず、メディアの流す情報に飛びつく人達のことを言うようです。彼らB層こそ、企業のターゲットなのですよ。

 

 コンビニなんて正にそうじゃないでしょうか。新製品スイーツを出せば、直ぐに店に行って買ってくれる。コンビニは彼らを繋ぎとめるために次々と新製品を開発する。

 

 セブンイレブンなんて店舗の日商が70万円近いですからね。1日1000人以上の客が買っているということですよ。

 

 コンビニは近年益々増えて、とうとう全国で5万軒を越えた。これだけ増えると商圏が重なり、自社同士の共食いにより1店舗当たりの売上が下がるはずなのに、殆ど変わらない。それだけ利用者と利用頻度が高いということですかね。

 

 セブンイレブンの歴史を調べると面白いことが出ていた。会社設立当時の方針だが

・20代独身男性をターゲットとする

・低所得地域を避ける

 

 と出ている。面白いのは2番目ですね。定価販売のため、金のなさそうな人が多い地域を出店エリアから外している訳ですね。

 

 ところがいつの間にか、コンビニ生活がライフスタイルに組み込まれた人が増えて、どこにでも出店できるようになった。低所得の人がコンビニ依存になれば、財布に穴が開くのは当然だ。

 

 僕は以前、びっくりしたことがあるのだが、うちに来ていたバイト君が1個100円以上するヨーグルトをコンビニで買って普通に食べていた。スーパーでは4個100円で買えますよ。きっとコンビニスイーツの味に慣れると、スーパーの商品なんておいしく思わないのでしょうね。

 

 彼はうちに来るたびにコンビニに寄っているので、月にコンビニで幾ら使うか推計してみると、2~3万は間違いなく使っていることが分かった(ちなみに煙草を吸いません)。

 

 金なくて年金払えないと言っていたが、コンビニ通いをやめたら払えるのではないだろうか。彼はその他、通信費も使っている訳だから、アプリの利用料金とかも含めると、コンビニと通信費で手取りの半分消えていると思いますよ。これに家賃、光熱水費を加えると殆ど残らないじゃないでしょうか。

 

 コンビニの当初の出店基準2:低所得地域には出店しないを思い出してください。ブラック労働、格差社会も確かに問題だが、こういう人たちも足元を見直したらいいと思いますよ。