空前の新卒市場 | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 今では企業側が求職者に逆面接されている状況に近いようだ。

 

 ・御社の福利厚生は?

 ・転勤は何年サイクルか?拒否できるか?

 ・自分はこういう部門に行きたいが、希望は叶うか?

 

 

 初任給も30万円越えの会社が相次いでいる。22、23歳で月30万ですよ。ボーナスを入れると楽に年400を越えますね。

 

 ただ会社の総人件費は売上と連動するため、売上が増えない企業は人件費を増やせない訳で新人君の給料が上がるとどこかで調整せざるを得ない。新人君もいつまでも特別待遇する訳にはいかないので、新しい新卒が入ると中古扱いになり、その頃、戦力にならない人は給料が頭打ちだろう。

 

 このことから考えると初任給が高くてもそれが生涯保証されている訳でなく、転職するか会社から認められるかしないと生き残れない。

 

 新卒市場もその時々の経済情勢によって全く違うのも見ものだ。コロナ渦の時、求人が減り、泣きが入った子が結構いたのではないか。逆に今では求職者は選び放題。

 

 天狗になってはいけませんよ。楽して入った年次の人は自分のレベル以上の会社に就職しやすいため、厳しい時代に入社した後輩たちに追い抜かれやすい面がある。採用年次によってレベルの年輪が出来るのだ。