栃木・那須死体遺棄事件 | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 yotuber懲役太郎さんさんの番組を見てなるほどと思った。

 

 彼は元ヤクザなので犯罪や犯罪者の心理に詳しい。彼によると殺害と遺体の運搬は通常、別人がやるとのこと。

 

 何故なら興奮状態にある殺人者が遠くの山まで車で遺体を運ぶとなると非常にリスクが高いからだそうだ。

 

 確かにその通りだ。遺体の一人をトランクルームに詰め、もう1人を後部座席に乗せる。その間、事故か何かに巻き込まれたり、警官に停車を指示されるとそこで犯罪は露呈する訳で冷静な心理状態でなければ、遠距離運転なんて無理なはずだ。

 

 ところが殺害に加わったとされる20歳の若者二人がそれをやってしまったのだ。まともな神経なら怖くてとても出来るはずがない。遺体に何か被せていたとしても、長時間、自分が殺した相手が同じ車内にいるのだから。だから犯罪に詳しい専門家が殺害者と運搬者は別々だと推定したのも無理はないと思う。でも時として専門家が想定しないことが現実に起こることがある。

 

 

 ところで未だ事件の全容が明らかになっていないが、第7の男がどうもいるようだ。首謀者とされる関根容疑者だけでは犯罪の統制を取るのが難しく、暴力性の強い男が加わったことで他の犯罪者たちに強制力が働き、断れなくなったという仮説が背後にあるようだ。実際、未だ実名は出ていないが、それらしき男が特定されている。