山梨県ストーカー殺人事件 | 猫好きのブログ

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 5月2日、山梨県農業信用基金協会に勤める35歳の男が40歳の同僚女性を殺害した容疑で逮捕された。

 

 農業信用基金協会は法律に基づいた公的な保証機関で農業者が融資機関から資金借り入れの際に保証人になるというものであり、一般事業者が銀行から融資する際にお世話になることの多い信用保証協会と同じ役割を担っている。

 

 このようなお堅いところに勤める人が殺人とは穏やかではない。女性が帰宅しないことで家族から行方不明届が出され、警察が捜査開始したところ男が捜査線上に浮上し、女性を河川敷に遺棄したと供述したことから、警察は遺体を発見した。

 

 普通は遺体が先に見つかり、警察は交友関係を洗っていくものだが、直ぐに男の関与が浮上したには理由がある。男は同じ勤務先にも関わらずストーカー行為を行っていたからだ。女性は先月末に職場の同僚に相談していた。

 

 男は普段通り勤務していたという。現在2人そろって勤務先を出たことが判明している。ストーカー行為について話を付けるつもりだったのか。その後、社内で揉めて殺害に及んだのか。遺体は勤務地から40キロも離れた河川敷にあった。

 

 興奮状態に陥り、人を殺してしまうことはあるだろう。だが簡単に発見される場所に遺棄していることや被害者が行方不明になると自分が真っ先に疑われることは容易に想像が付く。

 

 このような事件の場合、犯人は普段通り勤務していることが多い。ま、逃げたり有給を突然取ると、直ぐに疑われるので、普段通りの生活を装ってやり過ごそうということかもしれないが、この男の場合、職場でストーカーをやっていると、噂が立っているはずで必ず逮捕されるはずだ。

 

 自首するとか考えないのだろうか?それとも周りに噂されている自覚がなく、やり過ごせば逮捕されないと考えていたのだろうか?