小池知事の卒業疑惑 | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 小池知事の不正学歴疑惑だが、卒業したのはカイロ大学ではなく、カイロ・アメリカン大学の可能性が浮上してきた。

 

 youtubeで見たのだが、小池知事は1976年にカイロ大学の社会学部を卒業したことになっているが、カイロ大学に問い合わせた者がいて、社会学科は1980年頃に作られ、当時未だ存在していなかったと回答を受けた。

 

 また当時の日本の新聞記事(全国紙だが社名を失念)が残っていて、小池さんをカイロ・アメリカン大学東洋学科卒業と紹介していた。

 

 小池さんは1973年にカイロ・アメリカン大学からカイロ大学の2年に編入したと報じ知られているので、どういうことだろうか?

 

 新聞社が間違えて書いたということなのか?

 

 カイロ大学には卒業者名簿は残っていないのだろうか。水原一平容疑者も学歴詐称疑惑があるが、彼が卒業したとされる大学は名簿に見当たらなかったと直ぐに回答したではないか。いくら途上国の大学、しかも中東戦争の頃で混乱があったとはいえ、卒業名簿ぐらいは残っていると思うが。

 

 武田邦彦氏は途上国の大学の学位はカネで買えるのが常識と語っていた。武田氏は話術があるので、確かに聞いてて面白いが、いつものように曖昧性があるので、ストレートに信じる訳にはいかない。金で買えるというのは、大学自体が不正を行うのか?それともブローカーが卒業証書を偽造するのか? どちらかが分からない。

 

 もし後者なら、大学には卒業した記録が残っていないわけで、直ぐに嘘がばれてしまう。他方、前者の場合、大学もグルの訳だから、カイロ大学卒業をひっくり返すのは難しい。

 

 今まで日本のメディアから何十年もカイロ大学に問い合わせが行われ、大学側も十分に調査を行っていて、事実を把握しているはずだから、小池氏は卒業したか、大学が政治的に配慮して卒業したことにしたかのどちらかなのかもしれない。

 

 今回、告発に踏み切った都民ファースト元事務総長の小島さんが言うように、もし大学が関与した不正な卒業であるならば、小池さんが将来総理大臣になった時にエジプト政府に弱みを握られ、日本の国益を損なわれる可能性がある。