商業施設士試験その後 | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 商業施設士試験が6月にある。

 

 一次試験は択一、二次試験は実地(製図か文章かを選択)となっている。一次は20歳以上なら誰でも受験できるが、8割以上の人は二次から受験する。

 

 二次の受験資格は特定の資格者(建築士、インテリアコーディネーター、中小企業診断士、1級販売士等)か実務経験者となっている。二次の受験要件を満たす人は一次が免除される。

 

 つまり一次に受かっても実務要件等を満たさないと二次を受けられないため、一次から受ける人は少なく、実務要件を満たす人は二次からストレート受験になるという訳だ。

 

 では二次の合格率はどれぐらいかというと、70%もある。かなり高いのだが、手間のかかる製図区分を嫌って文章区分を受ける人が多いらしい。それでも両区分共に合格率は70%と変わらない。

 

 ま、問題を見ると文章区分は何とかなるかなと言うレベル。商業の基本用語をある程度知っていれば、それを繋いで文章を作ればよい。

 

 自分としては敢えて分野外の製図区分で受けたいと思っているが、流石に素人が3カ月で製図技術を仕上げるのは厳しく、受けるのは来年になるかもしれない。

 

 受かったとしても維持費を考えると登録したいと思っていない。登録を一定期間内にしないと合格は失効してしまうので、ま、受かっても落ちても結果は同じだ。

 

 にもかかわらず受けてみたいのは、商業施設のデザインを学びたい気持ちがあるからだ。例えばうどん屋を自分で設計したりとか。

 

 建築士と似ているが、店のゾーン区分、レイアウト、看板、什器備品の配置図作成、看板などは、商業施設士の分野である。

 

 建物を立体的に描いたり、間取り図を作ったり等。よくショッピングセンターがオープンする前にデッサン画が告知されるが、あれは商業施設士の仕事である。