ケアマネージャーは国内に20万人もいる | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 「難関資格」であるはずのケアマネージャーは国内に20万人もいるそうだ。

 

 福祉業界の市場規模の大きさがこれだけでも分かる。福祉業界は介護と障害の分野に分かれているが、両者を合わせると市場規模は29兆円もある。

 

 福祉業界の就業者数は240万人、内介護福祉士だけで140万人もいるのだ。それに比べるとケアマネージャーの人数は「少ない」。

 

 財政破綻した夕張市の産業別就業者数を調べたことがあるが、最も多いのは第3次産業であった。事業所、店舗がそれほど多くはないはずなのに不思議だと思って、詳細を調べたところ、老人ホーム、介護事業所等の就業者が非常に多いことが分かった。何と市内就業者の18%だ。

 

 それも当然だ。市民の高齢者比率は5割を超えているのだから。それだけお世話をする人間が必要になるということだ。

 

 いずれは日本全体が夕張のような人口構成になるかもしれない。福祉は今後の有望産業だ。ケアマネージャー、社会福祉士などを早めに取っておいたほうがいいかも。