沖縄に簡単に移住できるらしい。
まず沖縄に遊びに行く。そしてそのまま居ついてしまうのだ。観光地なのでバイト先には事欠かない。
住所不定無職で雇って貰える？
実家を住所にしてしまえばよいのだ。一泊1000円のゲストハウスに連泊しながら仕事を探せばよい。なお温暖地なので公園でも生活できるそうだ。
こうしてバイト君になり、アパート契約へと進む。恐らく沖縄生活には向き不向きがあるだろう。移住者数に近い撤退者数となっているそうだ。
2023年の沖縄の物価指数（食品含む）は108.0（+3.7ポイント）
同年の全国平均物価指数（食品含む）は105.6（+3.2ポイント）
このように沖縄の物価は高く、かつ上昇率も大きい。沖縄の物価指数の上昇率は第2次オイルショック末期の1981年に次ぐ大きさだ。離島のため、物流費の高騰の影響を受けやすいのであろう。
また沖縄の所得水準は物価の割に低く、全国最下位である。沖縄は貧富の差も大きいそうだ。主観を配するためにジニ係数を調べてみたが、2020年で0.49と全国２位であった。
生活費は高いのに所得は全国平均の2/3に過ぎない。でき婚率、若年出産率、離婚率は全て全国一。このように必ずしもイメージ通りの「楽園」でないことが分かる。
別に沖縄県人を揶揄する積りではない。東京都民だからといって必ずしもタワーマンションに住んでいる訳ではないのと同じことだ。